MOBILE MARKETING

モバイルマーケティング なぜ、モバイルなのか。モバイルユーザーを起点に科学的に戦略を考える。

大切なのはモバイルサイトではなくて、
モバイルにふさわしいエクスペリエンス

スマートフォンやタブレットなどモバイル端末の急速な普及により、モバイルマーケティング関する注目は高まっています。

ウェブ解析のデータを見ても、多くのサイトでは、モバイル端末からの流入が増えています。このため、ネット上では、レスポンシブ対応にするべきか、スマートフォン用に別サイトを作るべきか、それともアプリを開発するべきなのか、といった議論が、そこかしこで繰り広げられていますが、この論争に終止符が打たれる気配はありません。

ルグランにも、自社のサイトをスマートフォン用に最適化するにはどうすればよいのか?というご相談は、毎日のように寄せられています。しかし、私たちは、「モバイル端末でも見やすいサイト」を作ることは、モバイルマーケティング戦略を考える上での必要条件ではあっても、充分条件ではないと考えています。

みなさんはスマートフォンをどのように使っていますか?小型のパソコンとして、PCと同じように使っているでしょうか?おそらく、そうではないでしょう。

外出先や移動中でもネットにアクセスできるスマートフォンと、オフィスの机や自宅のテーブルの上に置かれたPCとでは、見たいコンテンツ、調べたい情報は違うのではないでしょうか?

仮に同じ情報やコンテンツを探していたとしても、小さな画面をタッチして操作するスマートフォンと、大きなディスプレイとキーボードが使えるPCとでは、情報の見方、探し方も変わってきて当然です。

確かに、PCサイトのコンテンツを、自動的にスマートフォン用にリサイズして、並べ変えてくれるレスポンシブデザインは便利なものです。しかし、レスポンシブデザインは、全ての企業に等しく万能である訳ではありません。

たとえば、ウェブ解析などのデータから、PCでは、通販サイトの情報が頻繁に見られているが、スマートフォン経由での来訪者は、リアル店舗の情報をよく見ている、ということが分かっているとしましょう。それでも、スマートフォンからの来訪者に対して「自動的」に最適化された通販サイトのページを表示させることは、本当に正しいのでしょうか?

スマートフォンからのアクセスがビジネスに大きなインパクを持つようなケースでは、「モバイルファースト」、つまり、まずはモバイル端末を中心にサイトのデザインやコンテンツを考え、それをPCにも展開する、という順序だって、あり得るのではないでしょうか?

つまり、大切なのは、PCとスマートフォンのハードウェアとしての違いに適応することよりも、モバイル端末が使われる環境や目的を、正しく、科学的に理解した上で、それに合った最良のユーザーエクスペリエンスを提供すること。これが、私たちのモバイルマーケティング戦略へのアプローチです。