モーニングセミナー

<第1回> グローバルなUXデザインのこれから 〜コロナによって変わること、変わらないこと〜

 


 

 

■セミナーの概要
新型コロナウィルスの感染拡大により、国境を越えたビジネスの活動や個人の旅行などは、大きく制限される状態が続いています。一方、ヨーロッパでは、一部の国において、夏のバカンスシーズンに向けて国境を開放する動きも見られるなど、グローバルなビジネス活動や海外旅行も、今後、徐々に回復に向かっていくと思われます。

自社の製品やサービスを海外の人たちに知ってもらう、あるいは海外の旅行者に自分たちの観光地の魅力を伝えるためには、日本語の説明を外国語に「翻訳」するだけでは不充分であり、コミュニケーションの相手となる国や地域の人たちの文化や興味・関心の違いを充分に踏まえた上で、ウェブサイトやサービスの設計・デザインを行うことが重要です。
こうしたUXデザインの基本原則は「コロナ後」の世界においても、大きく変わることはないでしょう。
一方で、日本と海外では、コロナが与えた社会・経済へのインパクトの大きさや、人々の受けとめ方には大きな違いが出ています。このため「日本におけるコロナの影響」だけを念頭に、UXデザイン・コミュニケーションデザインを考えてしまうと、海外の消費者やユーザーに誤ったメッセージを発信してしまう可能性もあります。

そこで今回は、米国・サンディエゴに本拠を置き、サイボウズや日立・トヨタ・リコーなど、グローバルにビジネスを展開する日本企業のUXデザインをサポートしてきたUXPRESS Consulting社の代表・井出健太郎氏をゲストスピーカーにお迎えし、米国におけるコロナウィルス感染拡大の社会・経済への影響や、そうした状況も踏まえ、今後のグローバルなUXデザインにおいて大切なことな何か、といった点について、事例も交えながら、お話を頂きます。

申し込みはこちら→


■対象となる方

・海外市場への進出、越境EC、あるいはインバウンド観光客の獲得などを考えている企業
・組織の経営者
・マーケティング担当者
・UXデザインに携わる方
・消費者調査・市場調査に携わる方、など

■スピーカーのご紹介

UXPRESS Consulting
代表 井出 健太郎氏


米国Sony Electronics IncにてUX Team Leadなど6年半務める。現在までに手掛けたグローバルUX関連のプロジェクトは15ヶ国200件を超える。2015年1月に独立し。カリフォルニア州サンディエゴでUXPRESS Consulting社を設立。IT、自動車、伝統工芸から有機農業まで幅広い業種・業界において、スタートアップや中小企業から、日本を代表する大企業まで、数多くの日系企業の海外進出をサポート。設立後5年間で、日立・トヨタ・リコー・ソニー・サイボウズなど30社以上の海外進出を支援。人間中心設計専門家 (HCD-Net)。

株式会社ルグラン
代表取締役共同CEO 泉 浩人


慶應義塾大学経済学部卒、米国ジョージタウン大学MBA修了。三井銀行、フォード自動車等を経て、オーバーチュア(現ヤフー)の日本進出に参画。2006年にルグランを設立。広告運用の最適化からデジタルメディアを活用したブランディング・コミュニケーション戦略まで、デジタルマーケティング戦略に関するコンサルティングサービスを幅広く提供。行動履歴データの統合的な活用と最新のUX理論にもとづくウェブやアプリ・サービスのシステム・デザイン設計プロジェクトも多数手がける。アドテック東京やCNET等のイベントでも講演。ビッグデータを活用したAKB48選抜総選挙予測が注目を浴び、2014年には日本広告学会クリエイティブフォーラムで最優秀賞を受賞。


<ルグランモーニングセミナーについて>

弊社では、これまで、毎月1回、渋谷近辺のカフェで、UXデザインやAI・機械学習、コンテンツマーケティングなど、デジタルマーケティングに関する様々なテーマについて、自由に意見・情報交換ができる「ルグラン朝会」というネットワーキングイベントを、これまでに50回以上、開催して参りました。

しかしながら、新型コロナウィルスの感染拡大防止という観点もふまえ、「朝会」の開催方法についても社内で検討を行った結果、今後は、ビデオ会議ツールを活用したオンラインでの『モーニングセミナー』という形に衣替えをして、開催することとなりました。

オンライン形式にすることで、これまで「朝会」にお越し頂くことが難しかった東京近郊以外の方々にもご参加を頂けるようになるほか、オンラインセミナーの利点を活かし、国内はもとより、海外からもゲストスピーカーをお招きし、UXデザインやAI・機械学習、コンテンツマーケティングなどに関する最新情報をお届けして参ります。

Back to Room