ユーザー体験をデザイン
UXとはUser Experienceの頭文字であり、UXデザインとは、文字通り「ユーザー体験をデザインする」ということです。
「誰にとっても見やすく、使いやすいデザインにする」ということはとても大切なことですが、最良のユーザー体験を提供したいのであれば、これだけでは充分とは言えません。
例えば、ホテルや旅館で、どの部屋もきれいに清掃されていることは、とても大切なことですが、それだけで「また泊まりたい!」と思わせることは難しいですよね。
でも、滞在中に、
- ベジタリアンである自分のために、特別な料理を用意してくれた!
- チェックインしたら、部屋にはバースデーカードと花束が置かれていた!
- 飛行機の搭乗時刻にあわせて、リムジンを予約してくれていた!
といった体験ができたらとしたら、どうでしょう?
最高のユーザー体験とは、一人ひとりの「個客」の好みやニーズ・状況をきちんと理解した上で、最適なタイミングで、最適なサービスや商品・情報が提供することなのです。
ルグランが考えるデジタルトランスフォーメーション(DX)
高級ホテルには、得意客の名前や肩書き・家族構成はもとより、一人ひとりの好みや希望もすべて頭に叩き込んでいる優秀なホテルマンがいて、「個客」に寄り添ったおもてなしを提供していますが、「データ」を味方につければ、ウェブサイトやアプリの上でも、最良のユーザー体験を提供することが可能です。
ユーザーや顧客が提供してくれた個人情報や、閲覧・購入などの行動履歴に関するデータをきちんと整理・統合し、「個客」の好みやニーズを把握し、最適なタイミングで、最適なオファーを、見やすく、あるいは使い易い形で提供するウェブサイトやアプリ、サービスを開発・提供する。つまり、データ x デザインの力で、最良のおもてなしを提供することがデジタルトランスフォーメーション(DX)なのです。
ルグランでは、以下のようなプロセスで、ウェブサイトやアプリ、あるいはサービスの設計・開発を進めていきます。(あくまでも代表的なイメージであり、詳細な進め方は、プロジェクトの規模や内容によって変わります。)
ユーザーの行動を分析・検証し、離脱してしまう原因を解明できれば、カスタマーエクスペリエンスを大いに向上させることが可能。離脱するユーザーのデータには、たくさんのヒントが隠されています。