2022.03.10 | コラム

先日の冬季・北京オリンピックはご覧になりましたか?
私は昔から同じ新潟県出身の平野歩夢選手のファンで、彼が小さな時に、新潟のTV
の地元番組で紹介されているのを見て知っていました。


その時から、20年以上も経っても、TVや雑誌で彼が発している言葉、目標はブレていませんでした。
前回の冬季オリンピックの憧れでもあり、ライバルのショーン・ホワイトとまるで映画や漫画のような戦い(戦いというか競い合い?)には多くの人に衝撃を与えました。
そのため、今回、念願の金メダルを獲得できたことは、私は本当に嬉しく、誇らしく、彼にとってふさわしいとTVの前で感動していました。

2回目にも最高の技を決めた平野歩夢選手ですが、なぜか得点が伸びず、その時点では2位でした。
会場全体ではブーイングが響き、アメリカの解説者は「NO WAY!」と叫んでいました。

そんな会場の雰囲気のまま、彼は3回目も2回目と同じ競技を2回目よりも高いエアと正確な着地と技の完成度を上げて、金メダルを獲得しました。
その後のインタビューでは「怒りをエネルギーに変えて、自分らしい滑りをした」と答えていました。

もしかしたら、他の選手であれば、あの状況であればもっと、難しい技やまだ出してない技を出したのかもしれません。
しかし彼は2回目と同じ技をより完成度を高めてやり遂げました。
ものすごい自信と精神力になります。
去年あった夏季・東京オリンピックでスケートボードの種目でも出たのに、約半年での快挙です。

平野歩夢選手の話が長くなってしまいましたが(苦笑)、彼は試合中、音楽を聴いていることが多く、他のアスリートもイヤホンをしている場面をよく見かけますよね?
今回、平野歩夢選手の弟、海祝選手も出場していました。
予選の前日、海祝選手のイヤホンが急に壊れてしまったらしく、歩夢選手が滑り終わったあとに海祝選手へイヤホンを貸してあげることがあったそうです。

以下引用
迎えた本番の1本目。滑走順が1番だった歩夢にすぐ上がってきてもらい、兄にイヤホンを借りて事なきを得たという。「イヤホンを借りて本番に臨んで、兄ちゃんの意思を引き継いだ感じ(笑)」。日本語ラップを聴きながらテンションを上げてスタートし、高さのある空中技をそろえ、堂々の9位で決勝まで進んだ。
引用元

このように、好きな音楽がないと、普段できることができないということが起こります。 それはなぜなのでしょうか?

実は、好きな音楽を聴くと、脳の柔軟性が高まるということが科学的に証明されたのです。

トロントの研究者は、音楽は認知症患者の認知機能を向上させると発表しました。
音楽は軽度症患者の脳を刺激したのです。
研究によると、聴き慣れた音楽と聴き慣れていない(新しい)音楽を聴いている時、脳の刺激されている部分が異なるとのこと。
聴き慣れない、新しい音楽を聴くと脳の聴覚野、聴き慣れた音楽を聴くと脳の前頭前野が刺激されるのです。
緊張を解いたり、本当の自分らしさを取り戻すのに、色々焦る必要はもうありません。
ただ、イヤホンをして、自分の好きな音楽を聴くだけでOKです。
また、緊張をとくには、逆に少し緊張をしていた方が成功する率が高いという研究もでています。これには驚きですよね。少しの緊張が脳には良い刺激のようです。 緊張というと、先日、弊社のサービスの1つであるweathermarketing.netの第1回セミナーがあり、私がMCを務めさせていただきました。
セミナーでは、ゲストに、東田ドライのコミュニケーション戦略本部長の前薗様をお迎えして、 弊社代表の泉がお話を伺いながら本サービスについてご説明いたしました
弊社はこのようなサービスを定期的に行なっており、第2回セミナーも開催予定です。
また、無料で参加できますので、今回参加できなかった方はぜひ、次回ご参加ください。

今回のセミナーのレポートはこちらから
東田ドライの事例はこちらから



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