2015.01.29 | イベント
まだまだ厳しい寒さが続く1/28(水)の早朝、2015年最初のルグラン朝会を開催致しました。

例年、年始の忙しさとベッドから出るのが億劫になる時期ということもあり、この時期はこじんまりと(笑)と開催されるのですが、朝会開催から約5年を迎える今年は、リピーター、初参加の方々含め総勢11名で賑やかなスタートとなりました。

参加者の皆さんの職種も立場も多彩な方々が参加された今回、最も白熱したテーマとなったのが、”コミュニケーションの取り方”でした。
マーケターと制作者の視点、経営者と担当者の視点というように、立場が変われば、たとえばWeb制作ひとつにしても、思い描くコンテンツにズレが生じていることが多々あり、お互いにそのズレに気付くことなく最終段階にきて議論になるというパターンが増えているとのお話に、参加者の皆さんも同意。

特に、エンジニアとマーケターとのコミュニケーションの取り方の難しさを感じている参加者の方々も多く、その解決策の一つとして、マーケターがプログラミングを積極的に学び、エンジニアの視点でコミュニケーションを取ろうという動きが出てきているとのお話がありました。

今回、ご参加いただいた方が主催するエンジニア向けのセミナーでも、マーケターや経営者の参加が増えているということから、ぜひとも参加したいという声もあがっており、主催者として、今回の朝会をきっかけに、新たなつながりや動きが生まれればと思っております。

ルグランでは、朝会をはじめ様々なセミナー、イベントを開催して参ります。詳細は弊社Webサイトやニュースレターでご案内して参りますので、皆さまのご参加をお待ちしております。

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2015.01.27 | 一般
年末年始をはさみ、少し時間が経ってしまいましたが、今回は、昨年11月に参加したClickZ Live Bangkokというイベントの内容を少し紹介したいと思います。


ClizkZ Liveという名称は、あまり馴染みがないかもしれませんが、このイベントの起源をたどると、現在はSMXという別の検索系イベントを主催しているDanny Sullivan氏が、1999年に、サンフランシスコで初めて開催したSearch Engine Strategiesまで遡ることができます。

ただ、SES時代を通じて、バンコクでは初めての開催ということもあってか、プログラムは2トラック x 1日という構成でしたが、以前参加したSES Hong Kong同様、アジアでのイベントは、移動時間や時差も少ないので、欧米で開催されるイベントの雰囲気やエッセンスに触れてみたいという人にとっても、初めて参加してみるには良い機会かもしれません。

ちなみに、参加者のほとんどはタイ人で、セッションにも多くのタイ人が登壇していますが、タイ語(英語の同時通訳付)で行われたのはわずか1セッションのみで、あとは全て、英語によるセッションでした。

ClickZ Live Bangkokの会場となったのは市内中心部にあるルネサンスホテル

基調講演に登壇したのは、永年SESのイベントを主催する立場から、現在は、ニューヨークに本拠を置き、SEOを中心にデジタルマーケティングに関するサービスを提供するacronym社のCMOに転じたMike Grehan氏。

講演のテーマは”A State of Digital Address”、あえて意訳するなら、「顧客よ、どこへ行った?」といった感じでしょうか。

今日、私たちは、シーンや目的によって、あるいは、特段、明確な理由もなく、様々なデバイスやツール・メディアを気ままに渡り歩くことが当たり前になっており、顧客を正しく理解し、適切なメッセージを、適切なタイミングと方法で発信することは、どんどん難しくなっているという現実と、マーケターは向き合わねばならない、とGrehan氏は言います。

基調講演に登壇したMike Grehan氏

そんな彼の主張を端的に表していたのは、

“Talk to me, not my demographic.”(私の「属性情報」ではなく、「私」に話しかけて)

という一言であったと思います。

今日のネットユーザの行動を考えれば、1つのブラウザに蓄積されたCookie情報といった、断片的な情報だけを見て、顧客の姿や行動を分かった気になってはいけない。データを見ることが重要なのは言うまでもないが、これからのマーケターには、様々なツールに分散・蓄積されたデータを統合して、顧客の姿を正しく描き出す力が問われている、ということをGrehan氏は強調していました。

その一例として、彼は、社会学者 Duncan Watts氏が、あるインタビューで行った発言を紹介しました。

“「バイラル動画」(=クチコミで広がった動画コンテンツ)というと、文字通り、ウイルスが感染するように、人から人へと広がって、最終的に多くの人に見られるようになったと思うだろう。ソーシャルメディアに代表される、「バイラルメディア」戦略が重要だと言われる理由もそこにある。だが、データを丹念に分析していくと、「バイラル動画」と呼ばれているものの多くは、実は、ヤフーやテレビなどの「マスメディア」に取り上げられたことをきっかけに、多くの人に見られるようになったことが分かる。”

次回のエントリーでは、この基調講演を受けて、その後のセッションでは、具体的に、どういった話が展開されたのかについて、ご紹介をしたいと思います。どうぞお楽しみに。

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2015.01.22 | 一般
弊社パートナーであるCMS・デジタルマーケティング機能を統合したソリューションを提供するサイトコア株式会社が主催する「2014 Sitecore Experience Award Asia」において、この度、弊社のWebサイトが「Best Digital Marketing System 導入部門賞」を受賞しました。
詳細はサイトコア社プレスリリースをご覧ください。

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2015.01.22 | イベント
2/2(月)、Osaka Hackers Club事務局主催「G7 Hackers Club Meeting」において、弊社代表 泉が講演します。


Osaka Hackers Clubとは、大阪市が開設したグローバルイノベーション支援拠点「大阪イノベーションハブ」で活動する会員組織で、起業や新規事業の創出、また、グローバル展開を目指して、仲間集めやイノベーションに取り組んでいます。

今回はそのOsaka Hackers Club会員限定の定例イベントで、『世界で戦えるレベルのUXを提供するためには』というテーマで、ユーザーエクスペリエンス(UX)理論の基礎と最新のトレンドについて、お話させていただきます。

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テーマ :~Challenge to Global~UXの実践で世界標準のサービスを
期 日 :2015年2月2日(月) 19:00 ~ 21:00
会 場 :大阪イノベーションハブ
参加費 :無料
定 員 :50名
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なお、当イベントには、Osaka Hackers Clubに登録されているメンバーのみご参加いただけます。

イベントの詳細はこちら
http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=18648

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2015.01.07 | UX
みなさん、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。 さて、2015年最初のエントリーは、関西企業のウェブサイトを、ユーザーエクスペリエンス(UX)の観点から評価・採点した『関西企業UXランキング』のご紹介から。

このランキングは、昨年末から、日本企業向けに、サービスの提供を開始したルグラン・LAデザインセンター (カリフォルニア州・ロサンゼルス)のコンサルタントが、関西に本拠を置く企業のウェブサイトを分析・評価したものです。

昨年11月に大阪で開催されたアドテック関西において、弊社ブースにお越し頂いた方や、12月に東京で開催されたUXセミナーにご参加を頂いた方には、既に先行して公開をしておりますが、今般、本ブログ読者のみなさまにも、広く一般公開をさせて頂くことになりました。

今回評価・採点の対象としたのは、関西の鉄道会社10社と、関西を本拠に持つ大手企業13社のウェブサイトで、それぞれについて、「スマートフォンから経路や運行情報を確認する。」「就職活動のための企業研究は応募手続を行う。」といった課題を設定した上で、各社サイトの使い勝手などを、独自の評価基準に照らしてランク付けをしたものです。

ルグランでは、これまで北米企業向けに、UXを重視したウェブサイトやアプリ・サービスの設計や開発などを手がけてきたLAデザインセンターのノウハウを日本に持ち込み、世界標準のUX理論にもとづくUX診断・コンサルティングや、マルチデバイス・多言語対応のウェブサイトの設計や構築といったサービスの提供を始めております。

アドテック関西への出展を機に、日本の企業からもお問い合わせやご依頼を頂いており、既に、複数のプロジェクトが始動しています。

今年こそ、自社のウェブサイトを見直したいと考えているマーケターのみなさん。ぜひ一度、ルグランと一緒に、最良のユーザーエクスペリエンスを提供するための戦略を考えてみませんか?

<関西企業UXランキング>
(注)スライドが小さくて見にくい場合は、全画面表示にして下さい。


UX診断やウェブサイトの設計・構築などのご相談はこちらから
メール:info@LeGrand.jp
電話:0120-066-898(フリーダイヤル

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