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UXランキング(航空会社編)に引き続き、今回は、同時に実施したメガネ会社のUXランキングについても解説していきます。航空会社同様、サイトの使い勝手を判断する上で5つの評価基準を設け、メガネ業界各社のサイトにおけるUXを評価・ランキングしました。
昨年時点でのランキングとはなりますが、上位の企業と下位になってしまった企業のUX/UIを比較してみましょう
まず上位となった「JINS」のサイトから見ていきましょう。
サイトカラーである赤を中心に統一感を持たせながら、トップページには商品を目立たせるレイアウト。非常にクリーンな印象を与えるサイトデザインです。
また、ヘッダーとフッターに『送料無料・返品OK』とあることで、ユーザーにオンラインショッピングを安心して楽しんでもらおうとする工夫が見られます。
加えて、オンライン購入ガイドのページでは、アイコンや動画を使用し、丁寧にわかりやすく説明しています。”メガネをオンラインショップで買う”という、ひと昔前では考えられなかった行動に対する不安を、どうにかして取り除こうとする企業努力が随所に見られるのも、ランキング上位となった一因です。
欠点としてはショッピングカート内の文字が小さく見づらいこと。内容に関しては丁寧に説明されているのですが、「読もう」とする気が起きないテキストレイアウトとなっています。トップメニューはわかりやすいため、Look&feelで合わせることで、ますますのUX改善につながるでしょう。
次にランキングで下位となってしまった「パリミキ・メガネ」についてです。
まず、オンラインでの購入ができないので、ウェブサイト内で商品選択から購入までの動作を完結できないもどかしさがあります。メガネの試着予約サービスを設けていることから、店舗購入が前提にあるようです。
UI的な観点から見ると、トップページにあるサイドメニューの情報量、さらにバナーの文字数も多く、サイトのフォーカスポイントが見当たりません。
また、トップページには店舗検索などのサイドメニューが左側にあるのですが、なぜか他のページに行くとサイドメニューが右側に移動してしまいます。ナビゲーションに一貫性がなく、ユーザーが混乱してしまう恐れがあります。
<他ページ>
「パリミキ・メガネ」ではメガネの他、コンタクトレンズ、補聴器やコスメなど多くの商品やサービスを取り扱っています。そのため、必然的に各ページの階層が深くなってしまいます。そこで、表示しているページまでの経路情報をフッターの上部に設置する、ブレッドクラムナビゲーションのような、ユーザーを迷子にしない工夫が必要です。
ところで、同社「酸素メガネ」という商品について、特設サイトを開設して商品情報などを提供しています。
独自の技術により、フレームの周辺に酸素や水蒸気を集めることで、目の潤いを保てるという商品なのですが、サイトにエンベッドされたYouTube動画をみても、何一つ、この技術の仕組みや効果は理解・実感することはできません。
また、この特設サイトでは、3Dグラフィックで表示されたメガネをクリック&ドラッグすると、360℃で商品を俯瞰して見られるようにしていますが、利用者の視点に立って考えると、サイトの読み込み速度を犠牲にしてまで、訴求すべきポイントは、そこ(デザイン)ではないことは明らかです。
また、特設サイトの画面上に散らばったメニューは直感的に使うことができず、ユーザビリティとしてもかなり残念な仕上がりとなっています。「購入」を押すと、楽天の商品ページに誘導されますが、果たして、この程度の情報で購入を決断する人がどのくらいいるのでしょうか。
ドイツのインダストリアルデザイナーであるディーター・ラムスが提唱している『良いデザインの十ヶ条』の中の一つに、「良いデザインは可能な限りデザインをしない』という言葉があります。
この二社のサイトは、掲載されている情報量としては大して変わりはありません。ですが、二社のサイトを比較してみると、利用者の視点に立って、情報を、どう分かりやすく整理・デザインして見せるかによって、サイトに訪れた人の印象やエクスペリエンスが大きく変わってしまう、ということがよく分かると思います。
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昨年時点でのランキングとはなりますが、上位の企業と下位になってしまった企業のUX/UIを比較してみましょう
<UXランキング評価基準と配点について>
まず上位となった「JINS」のサイトから見ていきましょう。
サイトカラーである赤を中心に統一感を持たせながら、トップページには商品を目立たせるレイアウト。非常にクリーンな印象を与えるサイトデザインです。
また、ヘッダーとフッターに『送料無料・返品OK』とあることで、ユーザーにオンラインショッピングを安心して楽しんでもらおうとする工夫が見られます。
加えて、オンライン購入ガイドのページでは、アイコンや動画を使用し、丁寧にわかりやすく説明しています。”メガネをオンラインショップで買う”という、ひと昔前では考えられなかった行動に対する不安を、どうにかして取り除こうとする企業努力が随所に見られるのも、ランキング上位となった一因です。
欠点としてはショッピングカート内の文字が小さく見づらいこと。内容に関しては丁寧に説明されているのですが、「読もう」とする気が起きないテキストレイアウトとなっています。トップメニューはわかりやすいため、Look&feelで合わせることで、ますますのUX改善につながるでしょう。
次にランキングで下位となってしまった「パリミキ・メガネ」についてです。
まず、オンラインでの購入ができないので、ウェブサイト内で商品選択から購入までの動作を完結できないもどかしさがあります。メガネの試着予約サービスを設けていることから、店舗購入が前提にあるようです。
UI的な観点から見ると、トップページにあるサイドメニューの情報量、さらにバナーの文字数も多く、サイトのフォーカスポイントが見当たりません。
また、トップページには店舗検索などのサイドメニューが左側にあるのですが、なぜか他のページに行くとサイドメニューが右側に移動してしまいます。ナビゲーションに一貫性がなく、ユーザーが混乱してしまう恐れがあります。
<トップページ>
<他ページ>
「パリミキ・メガネ」ではメガネの他、コンタクトレンズ、補聴器やコスメなど多くの商品やサービスを取り扱っています。そのため、必然的に各ページの階層が深くなってしまいます。そこで、表示しているページまでの経路情報をフッターの上部に設置する、ブレッドクラムナビゲーションのような、ユーザーを迷子にしない工夫が必要です。
ところで、同社「酸素メガネ」という商品について、特設サイトを開設して商品情報などを提供しています。
独自の技術により、フレームの周辺に酸素や水蒸気を集めることで、目の潤いを保てるという商品なのですが、サイトにエンベッドされたYouTube動画をみても、何一つ、この技術の仕組みや効果は理解・実感することはできません。
また、この特設サイトでは、3Dグラフィックで表示されたメガネをクリック&ドラッグすると、360℃で商品を俯瞰して見られるようにしていますが、利用者の視点に立って考えると、サイトの読み込み速度を犠牲にしてまで、訴求すべきポイントは、そこ(デザイン)ではないことは明らかです。
また、特設サイトの画面上に散らばったメニューは直感的に使うことができず、ユーザビリティとしてもかなり残念な仕上がりとなっています。「購入」を押すと、楽天の商品ページに誘導されますが、果たして、この程度の情報で購入を決断する人がどのくらいいるのでしょうか。
ドイツのインダストリアルデザイナーであるディーター・ラムスが提唱している『良いデザインの十ヶ条』の中の一つに、「良いデザインは可能な限りデザインをしない』という言葉があります。
この二社のサイトは、掲載されている情報量としては大して変わりはありません。ですが、二社のサイトを比較してみると、利用者の視点に立って、情報を、どう分かりやすく整理・デザインして見せるかによって、サイトに訪れた人の印象やエクスペリエンスが大きく変わってしまう、ということがよく分かると思います。
弊社は今年1月に青山オフィスから渋谷オフィスへと移転しました。今回、新オフィスのお披露目としてランチセミナーパーティーを開催。また、CNET編集長 別井氏をお迎えし、アメリカのUX最新情報についてお話ししていただきました。
最初に新オフィスについてご紹介します。
ルグランではデザインだけでなく、訪れる人のUXをより良いものにすることを念頭に、デザイナーと内装を設計。そして、『フレキシブルでユニークなクリエイティブエージェンシー』をテーマに、デザイナーとディスカッションを重ねながら、ようやくオフィスローンチを果たすことができたのです。
例えばミーティングルームにあるデスク。見た目はごく普通のデスクですが、なんとリバーシブル。裏返すとホワイトボードのように字を書けて消せるデスクとなり、社内ミーティング・クライアントへの説明・急なメモなどにも役立ちます。子どもが大はしゃぎしそうなこの仕掛けは、UX的な観点から「こんなデスクが欲しい!」とデザイナーにお伝えしたところ、見事実現してくれました。
さて、お客様にウェルカムドリンクが渡ったところで、別井氏によるセミナーがスタート。先月、アメリカで開催された「Adobe summit 2016」で入手された海外の最新UX情報をわかりやすく解説して下さいました。今年のキーテーマであるエクスペリエンスビジネスの重要性と、これからのマーケティングのあり方についてのお話は、マーケターとして大変参考となりました。
次に弊社代表の泉とルグランLAデザインセンターの堀池による海外の宅配ディナーサービスをご紹介。この宅配サービス、以前はメニューが豊富で、その分ウェブサイトは多すぎると思われる程の情報を表示していました。しかし現在ではメニューを厳選し、情報を整理することで、使い勝手の良いサイトへと改善されています。同じウェブサイトを過去と現在で比較し、デザイナー視点でUX/UIを解説させていただきました。
セミナー、ランチ、ネットワーキングと、盛りだくさんの内容で行われたランチセミナー。今後も皆さんにお気軽にお立ち寄りいただけ、様々な情報交換ができる、心地よいUXを提供できる場所にしていきたいと思っています。今後とも宜しくお願いいたします。
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最初に新オフィスについてご紹介します。
ルグランではデザインだけでなく、訪れる人のUXをより良いものにすることを念頭に、デザイナーと内装を設計。そして、『フレキシブルでユニークなクリエイティブエージェンシー』をテーマに、デザイナーとディスカッションを重ねながら、ようやくオフィスローンチを果たすことができたのです。
例えばミーティングルームにあるデスク。見た目はごく普通のデスクですが、なんとリバーシブル。裏返すとホワイトボードのように字を書けて消せるデスクとなり、社内ミーティング・クライアントへの説明・急なメモなどにも役立ちます。子どもが大はしゃぎしそうなこの仕掛けは、UX的な観点から「こんなデスクが欲しい!」とデザイナーにお伝えしたところ、見事実現してくれました。
さて、お客様にウェルカムドリンクが渡ったところで、別井氏によるセミナーがスタート。先月、アメリカで開催された「Adobe summit 2016」で入手された海外の最新UX情報をわかりやすく解説して下さいました。今年のキーテーマであるエクスペリエンスビジネスの重要性と、これからのマーケティングのあり方についてのお話は、マーケターとして大変参考となりました。
次に弊社代表の泉とルグランLAデザインセンターの堀池による海外の宅配ディナーサービスをご紹介。この宅配サービス、以前はメニューが豊富で、その分ウェブサイトは多すぎると思われる程の情報を表示していました。しかし現在ではメニューを厳選し、情報を整理することで、使い勝手の良いサイトへと改善されています。同じウェブサイトを過去と現在で比較し、デザイナー視点でUX/UIを解説させていただきました。
セミナー、ランチ、ネットワーキングと、盛りだくさんの内容で行われたランチセミナー。今後も皆さんにお気軽にお立ち寄りいただけ、様々な情報交換ができる、心地よいUXを提供できる場所にしていきたいと思っています。今後とも宜しくお願いいたします。
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みなさんは、日々のお食事で「おいしい!」「楽しい!」などポジティブな感情を抱いているでしょうか?
食事をする状況はさまざまです。
ひとりでの食事、友達、家族、仕事の仲間など複数人での食事、
また、仕事や家事の合間の急ぎの食事、休日にゆっくりと時間をかけての食事・・・
人数や状況など、さまざまな食事が考えられます。
「おいしいものを食べたい」というのは、どんな人、いかなる状況でも共通して求められる気持ちではないでしょうか。
私は、5歳の子供を育てながらルグランで働いています。
今回は、食物アレルギーのある子供の話を通して、UI、UXについて考えてみました。
平成27年5月に発表された東京都 福祉保健局によると、以下の結果がわかりました。
調査対象:
平成26年10月の3歳児健康診査受診者とその保護者
調査結果:
・3歳までに何らかのアレルギーの症状が有り、かつ診断されている児は約4割であった
・食物アレルギーは15年前の調査開始時から一貫して増加していた
・食物アレルギーと診断された児で出現した症状のうち、ショック症状※を経験した児も約1割であった
・食物アレルギー疾患を診断された児のうち、4人に1人が誤食により症状が出たことがあった
※ショック症状:本調査では、意識がない、意識もうろう、ぐったり、尿や便を漏らす、脈が触れにくい、唇やつめが青白い、のいずれかの症状を指す。
私の子供には、卵のアレルギーがあります。
完全に加熱した卵黄は食べられるようになりましたが、卵白は食べることができません。
原材料に「卵」と書かれている食品は、卵黄と卵白が含まれているため、食べることはできません。
アレルギー症状には個人差があり、皮膚に少し発疹が出てしまうような軽い症状から、命にかかわるようなショック症状まであります。
アレルギーの子供を持つ親は、外食をする時や、加工品を食べる際には、アレルギー物質が含まれていないか原材料を1つ1つチェックしています。
企業はさまざまなUIで、原材料表示を行っています。
いくつか例を挙げて、原材料表示のUIについて、説明します。
こちらは、あるお菓子の原材料表示です。
原材料名が、文字で書かれています。
さらに、原材料表示とは別に、27品目中のアレルギー物質について、まとめて書かれています(画像下部)。
原材料が多く、アレルギー物質が入っていないか、ひとつひとつチェックするのは大変な作業ですが、このようにまとめて書かれていると、間違えることもほぼなく、見やすい優れたUIだと思います。
アレルギーを持つ子供が多くなってきたせいか、このように表示されている食品も多く見かけます。
こちらも、お菓子の原材料表示です。
アレルゲンがイラストと文字で書かれており、文字が読める大人にとっては、わかりやすいUIです。
しかし、文字が読めない子供にとっては、イラストのみで判断することになり、正しく理解することができない可能性があります。
実際に、私の子供は、このイラストの大豆が卵に見えたようで、
「このお菓子は、卵が入っているから食べられない」と言っていました。
優れたUIでなかったことにより誤解が発生してしまいました。
ここで一番怖いのは、
「食べられないものを、食べられる」と判断して、食べてしまった場合(誤食)です。
冒頭でもお話しましたが、アレルギーは命にかかわるほどの重大な症状が出てしまうこともあります。
「食べられるものを食べられない」と判断した場合も、からだに症状こそ出ないものの、
「楽しい!」「おいしい!」という良いUXを得ることができず、とても残念な思いをします。
子供にとって、友達と一緒に、おやつの時間を過ごすことは、最高のUXのひとつです。
他にも、様々なUIで原材料表示がされています。
以下のように、表形式になっているものは、読み間違えることもほぼなく、とてもわかりやすい良いUIです。
現状は、原材料が、文字の羅列のみで表示されているものが多く、読み間違え、読み落としによる誤食を防ぐため、2回3回と繰り返しチェックしています。
上述した東京都福祉保健局の調査では、「4人に1人が誤食により症状が出たことがある」との結果が出ています。
アレルギー表示のUIが、UXの視点で考えられていないことがよくわかる結果であると思います。
アレルギーのある人も、安心して外食したり、加工品を食べたりできる世の中になることを願っています。
そのためには、アレルギーへの理解が深まり、食品の原材料表示に対する優れたUIが不可欠だと考えます。
「おいしい!」「楽しい!」という良いUX体験をすべての人に!
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ひとりでの食事、友達、家族、仕事の仲間など複数人での食事、
また、仕事や家事の合間の急ぎの食事、休日にゆっくりと時間をかけての食事・・・
人数や状況など、さまざまな食事が考えられます。
「おいしいものを食べたい」というのは、どんな人、いかなる状況でも共通して求められる気持ちではないでしょうか。
私は、5歳の子供を育てながらルグランで働いています。
今回は、食物アレルギーのある子供の話を通して、UI、UXについて考えてみました。
平成27年5月に発表された東京都 福祉保健局によると、以下の結果がわかりました。
調査対象:
平成26年10月の3歳児健康診査受診者とその保護者
調査結果:
・3歳までに何らかのアレルギーの症状が有り、かつ診断されている児は約4割であった
・食物アレルギーは15年前の調査開始時から一貫して増加していた
・食物アレルギーと診断された児で出現した症状のうち、ショック症状※を経験した児も約1割であった
・食物アレルギー疾患を診断された児のうち、4人に1人が誤食により症状が出たことがあった
※ショック症状:本調査では、意識がない、意識もうろう、ぐったり、尿や便を漏らす、脈が触れにくい、唇やつめが青白い、のいずれかの症状を指す。
私の子供には、卵のアレルギーがあります。
完全に加熱した卵黄は食べられるようになりましたが、卵白は食べることができません。
原材料に「卵」と書かれている食品は、卵黄と卵白が含まれているため、食べることはできません。
アレルギー症状には個人差があり、皮膚に少し発疹が出てしまうような軽い症状から、命にかかわるようなショック症状まであります。
アレルギーの子供を持つ親は、外食をする時や、加工品を食べる際には、アレルギー物質が含まれていないか原材料を1つ1つチェックしています。
企業はさまざまなUIで、原材料表示を行っています。
いくつか例を挙げて、原材料表示のUIについて、説明します。
こちらは、あるお菓子の原材料表示です。
原材料名が、文字で書かれています。
さらに、原材料表示とは別に、27品目中のアレルギー物質について、まとめて書かれています(画像下部)。
原材料が多く、アレルギー物質が入っていないか、ひとつひとつチェックするのは大変な作業ですが、このようにまとめて書かれていると、間違えることもほぼなく、見やすい優れたUIだと思います。
アレルギーを持つ子供が多くなってきたせいか、このように表示されている食品も多く見かけます。
こちらも、お菓子の原材料表示です。
アレルゲンがイラストと文字で書かれており、文字が読める大人にとっては、わかりやすいUIです。
しかし、文字が読めない子供にとっては、イラストのみで判断することになり、正しく理解することができない可能性があります。
実際に、私の子供は、このイラストの大豆が卵に見えたようで、
「このお菓子は、卵が入っているから食べられない」と言っていました。
優れたUIでなかったことにより誤解が発生してしまいました。
ここで一番怖いのは、
「食べられないものを、食べられる」と判断して、食べてしまった場合(誤食)です。
冒頭でもお話しましたが、アレルギーは命にかかわるほどの重大な症状が出てしまうこともあります。
「食べられるものを食べられない」と判断した場合も、からだに症状こそ出ないものの、
「楽しい!」「おいしい!」という良いUXを得ることができず、とても残念な思いをします。
子供にとって、友達と一緒に、おやつの時間を過ごすことは、最高のUXのひとつです。
他にも、様々なUIで原材料表示がされています。
以下のように、表形式になっているものは、読み間違えることもほぼなく、とてもわかりやすい良いUIです。
現状は、原材料が、文字の羅列のみで表示されているものが多く、読み間違え、読み落としによる誤食を防ぐため、2回3回と繰り返しチェックしています。
上述した東京都福祉保健局の調査では、「4人に1人が誤食により症状が出たことがある」との結果が出ています。
アレルギー表示のUIが、UXの視点で考えられていないことがよくわかる結果であると思います。
アレルギーのある人も、安心して外食したり、加工品を食べたりできる世の中になることを願っています。
そのためには、アレルギーへの理解が深まり、食品の原材料表示に対する優れたUIが不可欠だと考えます。
「おいしい!」「楽しい!」という良いUX体験をすべての人に!
4月といえば、弊社代表の泉の誕生日月。月初から、恒例のサプライズパーティの企画が始まりました。
新人を含め、スタッフが通常の業務の合間に、水面下で動きます。
ケーキは?
食べ物は?
飾り付けは?
スケジュールは?
といった事を悟られないように短時間で話し合い、当日に向けて準備を進めます。
そして当日。
午前中、外部で打ち合わせがあった泉がまっすぐオフィスに戻るように、次のミーティング(フェイク)を設定。泉の動向を確認しながら、オフィスに引き寄せます。きっと主役の頭の中は次のミーティングの準備で頭がいっぱい。
そして・・・
オフィスのドアに手をかけると同時にクラッカーが鳴り響き、Happy Birthday!
サプライズ大成功☆
中央のパンダはケーキです!
そしてパーティをしながら話題になることは、やはり生活で気付いたUXについて。
UXを考える事に職種は関係ありません。
バースディパーティでさえ、頭はUXでいっぱいなくらい、私たちは常にUXについて考えている事がよく分かった1日でした。
社内であろうと社外であろうと、常に誰かが喜ぶことを考えていきたいですね。
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新人を含め、スタッフが通常の業務の合間に、水面下で動きます。
ケーキは?
食べ物は?
飾り付けは?
スケジュールは?
といった事を悟られないように短時間で話し合い、当日に向けて準備を進めます。
そして当日。
午前中、外部で打ち合わせがあった泉がまっすぐオフィスに戻るように、次のミーティング(フェイク)を設定。泉の動向を確認しながら、オフィスに引き寄せます。きっと主役の頭の中は次のミーティングの準備で頭がいっぱい。
そして・・・
オフィスのドアに手をかけると同時にクラッカーが鳴り響き、Happy Birthday!
サプライズ大成功☆
中央のパンダはケーキです!
そしてパーティをしながら話題になることは、やはり生活で気付いたUXについて。
UXを考える事に職種は関係ありません。
バースディパーティでさえ、頭はUXでいっぱいなくらい、私たちは常にUXについて考えている事がよく分かった1日でした。
社内であろうと社外であろうと、常に誰かが喜ぶことを考えていきたいですね。