2016.05.12 | UX
みなさま、ルグランの新メンバー三澤です。 以前の自己紹介ブログを読まれていない初めての方のために簡単にご挨拶させていただきます。 私はこの4月に入社しました。大学で勉強してきたことを活かし、ルグランでは主にUXを担当しています。昨年の秋からインターンとして仕事をスタートしていますので、社会人生活として半年以上が過ぎたことになります。



学生時代からサザエさん症候群に悩まされていたので、GW明けは、まるでセイウチのようになってしまうのかと思っていましたが、月曜日から張り切って出社。学生気分もすっかり抜け、学生時代よりも今の生活の方が充実していると感じる(?)、この頃です。 余談ですが、セイウチといえば、2015年公開のアメリカ&カナダ映画でMr.タスク(セイウチ人間)という映画があり、このジャンルが好きな方がいたら申し訳ないのですが(ムカデ人間のパロディと思われる作品なので)臆病な僕としては中々グロテスクで恐ろしい内容でした。簡単に説明すると、人間が勝手にセイウチにされてしまうストーリーです。

しかし!ジョニー・デップがシークレット出演し、娘と初共演するといった点など、ところどころ笑ってしまう箇所もありました。
なんの話かわからなくなってきましたが、冒頭で述べたように、ひとえに自分をセイウチみたいと例えたらMr.タスクのセイウチ人間のようにセイウチにされてしまうことだってSFならあり得る。恐ろしいことになることもある。口は災いの元。
つまり、社会人としての責任の重さみたいなことを学んだということです。

まずはここまでご拝読ありがとうございます。

さて、やっと本題に入らさせていただきます。
日々、UXに取り組む私達ですが、これまでにかなり密度の濃いUX案件を手がけてきました。

例えば、空港のインバウンドに向けたアプリのUX検討、ウェブサイトの改修、新サービスのUX/UI検討などなどです。 その中では常にストーリーを考え、メイクすることを実行してきました。膨大なポストイットを使い、ストーリー作成からカスタマージャーニーマップまでを作成し、最良のUXを検討してきました。



そして!この度、いよいよ自分達で企画を立てたUXワークショップを行う運びとなりました。

「いよいよだ!」

UXチームのメンバーとワークショップの内容について検討し始めたものの、いざ自分達だけで企画、実行までを行うとなると慎重になるものです。 そんな折、Adaptive Path創業者Jesse James Garrettの

「時には環境を変える(Go for a Walk)」

という言葉を思い出しました。彼の言葉の通り、オフィスから出て視点を変え、カスタマーの消費行動の現場でリアルタイムにワークショップをしてみたら面白いのでないか! と、いうことで、私達が最初に企画・実施するUXワークショップは題して、

「オフィスを飛び出せ!~真のUXはそこにある~」

テーマが決まると、まるで海賊王を目指す某麦わら帽子のキャラクターの気分です。



UXという宝物を探しにこのカスタマージャーニーという大海原へ漕ぎ出します。 となれば、今日の記事の位置付けは、このワークショップ企画という物語の一ページの前のプロローグということになるでしょうか。 ここで一つ課題が ワークショップのテーマこそユニークではあるものの、そのUX検討の根底にある自分達の「根源的なモチベーションは何か」。このワークショップの題材となるものは、消費行動を決定するものである必要があり、そして私達の中には、その題材に対して、明確な問題意識がなくてはならない。さらに、UXによる解決に情熱を持って取り組めるテーマであることが重要である。そこで我々UXチームは題材について、夜遅くまでディスカッションを重ねました。 そこで、私達UXチームのメンバーはお酒を飲むのが非常に好きであるにも関わらず、居酒屋業界では近年深刻な若者離れが進んでいて、非居酒屋事業へシフトする動きが目立ち始めているとうデータを見つけ、興味を持ったのです。 ということで、今回のWSは、縮小している若者層の居酒屋市場を、自分達の年齢層の若者をペルソナにし、お店を選択するところからスタートする。 デジタルの視点から見れば、食べログやぐるなびからの予約の手間や直接店舗のサイトから予約する面倒くささなどが、若者をさらに遠ざけている要因であり、そこには成功している企業やデジタル対応に乗り遅れお客を離してしまう結果になった企業があるはず。若者である私たちがペルソナとなり、居酒屋チェーン店の売り上げランキングを基にアプリを持っている居酒屋をピックアップ。UXの視点から人気居酒屋の課題と改善ポイントを洗い出します。 今回のワークショップで居酒屋の「好機(opputinities)」を探しだすことができれば、若者層に居酒屋に対して興味を持ってもらい、市場規模の縮小に歯止めがかけられるかもしれません。 ということで第1回ワークショップは

「オフィスを飛び出せ!~真のUXはそこにある~居酒屋アプリのUX!」

私達はワークショップで、アプリでの予約・店舗でのデジタル分野の課題の洗い出し、そしてその打開策、真のカスタマーニーズに出会うことができるのか!? 第1回目のワークショップは5月末に開催する予定です。ワークショップの結果については、ブログ上でレポートさせていただきますので、ぜひお楽しみに。

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