長いコロナ禍が終わりを迎え日常生活が戻る中、季節のイベントも再び盛り上がりを取り戻しています。2024年の冬は「暖冬」と言われ、全国的に桜の開花も平年より早いものになると予想されています。しかしながら、寒暖差が激しく3月になっても、急激に気温が下がるなど開花日の予想は遅れるのではないかという見解もあります。
では、そもそも桜の開花はどのように予測されているのでしょうか。一年に数回しか見ることができない希少感がある桜の開花について、ご紹介していきます。
開花予想のメカニズム
春に咲く桜の花芽は前の年の夏に作られています。そして、春に咲くまでの間「休眠状態」となります。そして、秋から冬にかけ寒さの低温刺激をうけた後、休眠から目覚めます。これを「休眠打破」といい、開花に向け成長が再開されます。 開花に至るまで気温の高低に大きく左右され、暖かくなるにつれ花芽は成長し、日最高気温の積算が一定の値に達すると開花します。
つまり、休眠から目覚めた桜にとって今年の冬は暖かい日が多く、成長も早くなり開花も早まるのでは、という予想になります。
2024年さくらの開花状況
3月に入り、気温は全国的に平年より低い傾向でしたが、急激な気温の上昇など春の陽気を感じた方も多かったのではないでしょうか。今後、寒気の影響も受けることもありますが、気温は平年より高く推移していくと予想されており、寒さの戻りも考慮した上で、桜の開花は予想は2〜3日遅らせるなどの対応をしています。 4月以降は比較的穏やかな気候が続き、全国的に気温も平年並みになり、桜の花芽は順調に大きくなっていくと予想されています。気温が一時的に低くなった影響もあり、満開予想は平年より1週間ほど遅くなっています。
開花日予想は、東京で3月24日、大阪は3月25日となっています。なお、予想対象は「標本木」と呼ばれ、各気象台やその周辺にあり全国に58地点あり、東京では靖国神社境内に、京都は二条城、大阪は大阪城公園にあります。
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