みなさん、こんにちは。
ルグランでは、ユーザーエクスペリエンスの重要性を、多くの方に、できるだけ具体的に理解していただくことを目的に、これまでいくつかの業種・業界を選び、ユーザーエクスペリエンスという視点から、ウェブサイトを評価する「UXランキング」を実施・発表しています。航空業界とメガネ業界に続き、今回はテーマパークのモバイルサイトに関するランキングを発表します!
UXランキングの内容、および各社のモバイルサイトに対する評価のポイントや改善点について、今回を含め3回シリーズでご紹介していきます。
みなさんがユーザーエクスペリエンスを中心に据えたモバイルサイトのデザインを考えていく上で、少しでも参考にして頂けると嬉しいです。また、最良のユーザーエクスペリエンスを実現するためのデザイン/手法を、ルグランも一緒に考えて欲しい、というご相談もお待ちしております!
というわけで、いよいよテーマパークのモバイルサイトに関するランキングを発表します。
<ランキングの評価基準と配点>
<テーマパーク業界のモバイルサイトUXランキング>
ユーザーエクスペリエンスという切り口でモバイルサイトを評価する場合、モバイルサイトの見た目にばかりに注目しても意味がなく、そこで大切なことは、評価の基準となる「タスク」を明確に設定することです。
「モバイルサイトへの来訪者に何をしてもらうのか?」というタスクを明確に設定した上で、それぞれのモバイルサイトは、来訪者に対して、適切なユーザーエクスペリエンスを提供できているかどうか、という視点で評価を行います。
テーマパーク業界のモバイルサイトの評価にあたっては、
ペルソナを、「夏休みに友人とテーマパークに遊びに行く学生」
タスクを、「利用頻度が高い学生を主たるターゲットとし、モバイルサイトから入場料の確認/現地までのアクセス情報/保有アトラクションと詳細/混雑状況等をモバイルサイトから調査し、予定を立てる。(ブラウザはSafari)」
と設定し、各テーマパークのモバイルサイトが、どのようなユーザーエクスペリエンスを提供しているか、という観点から評価を行いました。
なお、本評価は、ルグラン・LAデザインセンターのメンバーが中心となり、2016年9月に実施したものですが、その後、各社のウェブサイトには、改修・改良が加えられたものもありますので、その点は予めご了承下さい。
<ランキング(評点※)>
※100点満点
- サンリオピューロランド 82点
- USJ79点
- よみうりランド 65点
- 東京ディズニーリゾート64点
- ハウステンボス55点
- としまえん45点
- 志摩スペイン村38点
- ナガシマスパーランド 31点
次回からは、各テーマパークのモバイルサイトに対する具体的な評価の内容について、それぞれのテーマパーク別にご紹介をしていきますので、楽しみにしてください!