常識外れの細菌が発見されました。おおよそ40億年前の地球環境で誕生し、今なお生息している細菌です。その細菌は、酸素呼吸のような生命維持に必要な遺伝子がない生物だということです。
何をエネルギーにして生きているのか全くの未知の生き物であるとされており、「生命の起源の発見につながるかもしれない。」というものでした。
40億年前には、常識であったかもしれないこの細菌、40億年後の現代では「常識外れ」と呼ばれる存在になったことに、少し同情しつつも、本当に生命の起源の発見が可能なら、是非、私が生きている内に解明されてほしいと思っています。
このニュースを見つけたのは、本当に偶然で、いつも見ているサイトに小さく掲載されていただけでした。特にこの分野に興味が高いわけでもないのですが、地球外生命体、AIといったニュースと共に、私の中では、まだ、SF的なものとしてとらえています。が、ロボットなんて、アニメの中だけと思っていたら既に実用化され、自動運転車も実用化に拍車がかかっている時代では、常識と常識外の境界もどんどん変化していき、追いつけないのではないか。と不安になる時もあります。
私の考え方や、ものの考え方も現代の思考方法では、常識外れな部分があるのだろうと、痛感することがあります。変わってほしくないものが、どんどん変化していき、変わってほしいものが、全く変わらない。等と思う事自体、常識外なのかもしれません。
これから先、様々な価値が生まれ、消えていく中、変わらない事の価値を丁寧に解明していくことで、新しい価値のヒントを見つけることが出来るのではないかと、思っています。どこからの視点で、どの様な目線をとらえるかによって、これまでの顧客、ユーザーの好奇心の満足を高める事が出来るのではないでしょうか。
ルグランでは、顧客やユーザーの理想的なユーザーエクスペリエンスをデザインし、常識外れの発見をするお手伝いをしています。一緒に多面的目線を持ってみませんか。