2019年9月19日に開催された一般社団法人データサイエンティスト協会の会員向けセミナーにおいて、弊社代表の泉が講演をさせていただきました。
今回のセミナーのテーマは、「気象データを活用する〜実践例とデータ分析に組み込む際の留意点〜」ということで、弊社からは気象データをビジネスやマーケティングに活用する際のデータ解析の留意点や、実際の分析・活用事例についてお話をさせていただきました。
テクノロジーの進化が進み、多くの企業が、ビッグデータやAIの活用に取り組んでいますが、その中で、人々の気持ち・行動に影響を与える気象データの活用にも関心が高まっています。
今回は、データサイエンティスト協会の会員の方々向けのセミナーということで、他の登壇者の方々も、気象データを自社データなどと掛け合わせて、どのように分析し、その結果を、どのようにビジネスに落とし込んでいくのかといった点を中心にお話をされていました。
弊社の講演では、弊社が開発・提供する気象データを活用したサービスであるTNQLとTNQLを活用したビジネス事例をご紹介しました。
気象データを活用した伊勢丹メンズオンライン上でのフレグランスのリコメンド事例や、小売業における気象データと売上・来店数の相関分析、航空会社における気象データを活用したコンテンツ戦略など、弊社がこれまでに取り組んできた事例をお話させていただきました。他の講演者の方々のお話も参考に、気象データの有用性や活用のヒントを得る場となりました。
気象データの活用については、オープン化が進んできたとはいえ、その活用はまだまだ進んでいません。その一つの理由は、気象データをどう扱うとビジネスに有用な示唆が得られるかイメージしづらい、ということです。
「生データ」として提供される天気予報などの気象データを、そのまま天気予報として届けるだけでは、新たなビジネス・サービス・付加価値を生み出すことは難しいでしょう。
しかし、気象データと顧客やユーザーの行動データや業務データをを掛け合わせ、そこから何らかの相関を見つけ出すことができれば、それらをマーケティングや業務設計に活用し、新たな顧客体験を提供するなど、ユーザーが抱える課題の解決につなげることができます。
弊社では、これまでに培ったデータの解析や、データドリブンなマーケティング戦略の企画・立案に関する知見を活かし、気象データについても、様々なビジネスへの活用方法をご提案・ご提供しています。
気象データや自社のデータをビジネスに活用してみたい、活用できる方法を考えたいなど、少しでも興味をお持ちいただけたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ルグランと一緒にデータを活用して、新たなビジネスを開拓しましょう!