広告のトレンドがいち早くキャッチできるとご好評いただいた昨年の「カンヌライオンズ」報告会に続き、今年も講師を務められたのは、元カンヌライオンズ審査員で、現在は、多摩美術大学教授の佐藤達郎さん。毎年、現地を訪れ広告界のトレンドを見つめてきた佐藤さんは、ここ数年の傾向について「作品としてのクリエイティビティ」から「仕掛けのクリエイティビティ」へ移行していると言います。さらに、受賞作品を通して佐藤さんが見た今年の広告のトレンドを、作品を鑑賞しながら「5+1」のキーワードで解説していただきました。
今年のキーワードは5+1
■キーワード1 DBC(データ・ベースド・クリエイティブ)
最初に佐藤さんが挙げられたキーワードがこちら。データが存在して成り立っている作品。
■キーワード2 ACC(アクション・コネクテッド・クリエイティブ)
次に挙げられたのは、リアルタイムでアクションにつながる作品。
たとえば、発展途上国の子供たちへの募金集めるために、寄付を募るのではなく、その場で寄付をしてもらう仕掛けをするというもの。
■キーワード3 新型実証エンタメ
VOLVOのタイヤのステアリングの安定性をアピールした作品が代表的。YouTubeで公開5日間で2千万回の再生が記録され話題となりました。
■キーワード1 DBC(データ・ベースド・クリエイティブ)
最初に佐藤さんが挙げられたキーワードがこちら。データが存在して成り立っている作品。
■キーワード2 ACC(アクション・コネクテッド・クリエイティブ)
次に挙げられたのは、リアルタイムでアクションにつながる作品。
たとえば、発展途上国の子供たちへの募金集めるために、寄付を募るのではなく、その場で寄付をしてもらう仕掛けをするというもの。
■キーワード3 新型実証エンタメ
VOLVOのタイヤのステアリングの安定性をアピールした作品が代表的。YouTubeで公開5日間で2千万回の再生が記録され話題となりました。
【THE EPIC SPLIT】
■キーワード4 ”勇気ある切り口”を”やり切る”
英国の高級デパートHarvey Nicholsが打ち出した広告では、自分のクリスマスプレゼントに奮発しちゃったから、貴方へのプレゼントはチープに、ただし、高級デパートで購入したものよ、という、思わずクスッと笑える内容が共感をよびました。
■キーワード5 おばかパワー
どれだけメディアで取り上げられるかということが、認知の拡散には重要。パロディが生まれる、というのも重要な指標になります。
■キーワード(+1)ストーリーテリングからストーリードゥイング
ブランドの持つストーリー、施策全体のストーリーをどのように実行(Doing)していくか
気になる日本勢の活躍は?
史上最高だった2012年に次いで、ブロンズ以上44の好成績をおさめた日本勢。中でも、新部門のチタニウム部門グランプリに輝いた「Sound of HONDA」は、データとテクノロジーを使い、臨場感あふれる光景を再現したその発想と手法が高く評価されました。
英国の高級デパートHarvey Nicholsが打ち出した広告では、自分のクリスマスプレゼントに奮発しちゃったから、貴方へのプレゼントはチープに、ただし、高級デパートで購入したものよ、という、思わずクスッと笑える内容が共感をよびました。
■キーワード5 おばかパワー
どれだけメディアで取り上げられるかということが、認知の拡散には重要。パロディが生まれる、というのも重要な指標になります。
■キーワード(+1)ストーリーテリングからストーリードゥイング
ブランドの持つストーリー、施策全体のストーリーをどのように実行(Doing)していくか
気になる日本勢の活躍は?
史上最高だった2012年に次いで、ブロンズ以上44の好成績をおさめた日本勢。中でも、新部門のチタニウム部門グランプリに輝いた「Sound of HONDA」は、データとテクノロジーを使い、臨場感あふれる光景を再現したその発想と手法が高く評価されました。