2016.06.09 | UX
こんにちは、インターンの小山田です。
まずは簡単なご挨拶をさせていただきます。
私はルグランで社内のインフラや、webページの制作などを行っています。 同時に大学にも通っているので、最近は研究で忙しくしています・・・。研究と言ってもどんな研究かというと、「人工知能」に関係することを行っています。

さて、人工知能というワードが出てきましたが、みなさんは最近、人工知能という言葉を耳にしたことはないでしょうか?
知っている方も大勢いるかと思いますが、今世界で「人工知能ブーム」(実は三回目のブームです。)というものが起きています。
そういった波に乗り、「人工知能で・・・」というキャッチフレーズが多くのサービスに使われてきていると思います。

そこで今回は、人工知能が活用されているサービスをご紹介し、そのサービスが今後どのように発展していくのかについて話をしてみようかと思います。
人工知能をうたうサービスの中でも、今回は特に、ディープラーニングという手法が動いているものを取り上げてみます。
ディープラーニングって何??という方もいらっしゃるかもしれませんが、詳しい内容は今度お話しする機会があればと思います。では早速紹介します。

deepomatic

これはフランスの会社が開発したサービスです。

SNS上などでこんな経験ありませんか? 「読者モデルの〇〇ちゃんがインスタに載せた靴かわいい!!私も欲しい!!」そんな時に役立つサービスです。
靴や服の写真をdepomaticに見せると、その靴・服が売っているECサイトに誘導してくれます。 UXという視点で考えてもかなり良いのかなと思います。

まず、欲しいけど、どこの服だかわからないから買えない、という状況は無くなります。
また、ECサイトの垣根を越えて検索できるので、サイトAの中にないからサイトBに行こう、サイトBにないからサイトCに行こうという・・・、たらい回しにあいません。
ECサイト側からしても、今までにないユーザーのアクセス経路になるので、良いかなと思います。読者モデルが歩く広告塔のようになるなんてこともありえます。(今もそうかもしれませんが、より一層効果を発揮しそうですよね。)

ECサイトで買う側について考えましたが、売る側はどうでしょう?

最近流行りのオークションサイトやフリマアプリなどの出品者側に立ってUXを考えてみると、自分の売るものの画像を入力しただけで、ブランド名やサイズ感、色、などなどを自動で読み取ってくれるとわざわざ自分で入力する手間が省けると思います。商品の査定なんかもできたりすると、誰かを騙して高めの値段で取引するといった行為の抑制にもなりますね。(さすがに査定はちょっと先の話だと思いますが・・・。)

ということで今回は、人工知能の中でもディープラーニングという手法を用いたサービスを紹介し、UXとの関係を考えてみました。

今までの行っていた作業が画像の入力だけで完結したり、画像から様々な情報を得ることができるようになることで、より便利になっていくと思います。 こういった「人工知能を用いたサービス × UX」や人工知能自体について、今後も紹介していきます!

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