2016.06.16 | UX
ルグランでは、マーケティングやテクノロジーに関する最新情報を収集するため、国内外問わず、様々なカンファレンスに参加しています。

前回に引き続き、広告やマーケティング関連のイベントで世界最大と言われる「Advertising Week」(以後Ad week)が、アジアとして初めて東京で開催、それを聞きつけたルグラン若手社員が、イベントの様子をレポートする第2弾です。

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今回は3日目の午前中に行われた「FacebookとInstagramでのモバイル・クリエイティビティ」というテーマのセッションをレポートします。

このセッションでは、アートディレクター・デザイナーの田中達也さんとInstagramのクリエティブストラテジストの田中徹さんをゲストスピーカーに行われました。

田中さんはインスタグラムで50万人超のフォロワー数を誇るインスタグラマーであり、カメラマンでもあります。
そのインスタグラムの世界観は、普段私たちが見ている何気ないものを小人の視点に立って表現するというコンセプトの通り、どこか可愛らしく、けれど驚きや新鮮味を与えてくれます。

田中さんは、普段何気なく見ているものが違うものに見えるという、誰しもが一度は感じたことのある感覚への共感性とわずかな驚きが鍵だとコメントされていました。
弊社でもソーシャルメディアの運用代行を行なっており、その際にクライアントに提案する項目に田中さんのアイディアと共通する部分が多く、非常に興味深い内容でした。

コンテンツマーケティングにも通じる項目なのですが、情報を発信する際にそのコンテンツが誰に向けられたもので、また、その目的は何か、が明確になっていなくてはなりません。さらに、その目的を達成するためのアイデアを出し、テーマを作成。そこにはクリエイティブの力が必要になってくるわけです。

最後に、このセッションで特に参考になったお話を紹介します。

それは、インスタグラムの投稿でファンを獲得するために大切なのは、「安心感と期待値」を作り出すこと。というお話。これはまさに、インスタグラムというメディアの特性をはっきり捉えている言葉だと感じました。

「安心感」とは、まるでメルマガの定期購読的に、そのアカウントに行けば必ず自分の欲しい・見たい情報を得られる、ということ。
「期待値」とは、いい意味で新鮮味を持って想像を裏切ってくれるワクワク性のこと、です。

もちろん、この他にも運用に関して、さまざまな項目が存在します。また、業種や販売方法によって、アカウントの繁栄に不可欠なクリエイティブの制作の内容も変化していきます。

弊社でも、インスタグラムの基本的な運用から、ファンを増やすためのアイディアに関してのコンサルティングからクリエイティブの制作まで行っております。

手前味噌ではありますが、実験的に運用しております弊社運用のインスタグラムアカウントでは、上述のアカウント運用とテーマ性をもったクリエイティブの作成によって、3週間で300人のフォロワーを獲得し、1投稿につき平均100近い「いいね」をもらうなどの効果もあげております。ソーシャルメディアの運用にお困りでしたらお気軽にご相談くださいませ。



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