2016.09.08 | ソーシャル

みなさん、こんにちは。

前回のブログでSNSのお話しをさせていただきましたが、そんなSNSに欠かせないのが写真ですよね。ということで、今回のブログではそんなSNSの写真の加工で話題になっているあのアプリについて取り上げたいと思います。

みなさん「Prisma」というアプリをご存知でしょうか。
最近iOSでもリリースされApp Storeのトップチャートに出てきました。

この「Prisma」というアプリ、一言で言えば画像編集アプリなのです。
ですが、これまでのアプリと大きく違うのは、「Prisma」は独自のAI(人工知能)アルゴリズムによって、自分が撮影した写真やフォルダにある写真を、ピカソなどの有名画家からアメコミ、日本のアニメ、日本の歴史的絵画といった多種多様なクリエイティブなフィルターを用いて、独自の雰囲気を持った絵画風の写真を作成できるというアプリです。

テキストで伝えていてもわからない部分もあると思うので、弊社自慢の入り口の植物達を実際に撮影したのでそちらを見て頂きましょう。

08_img_1843
加工前
08_img_1844
加工後

すごいですよね。
まるで本当の絵画のようになるんです。しかもこれが相当早いスピードでできてしまうんです。

これを制作したロシアのスタートアップはさぞ大喜びかと思えば、ここからが大変なのです。
なぜかというとこの加工した写真、主にSNSにあげるためのものなのですが、その写真をSNSにアップすることへの金銭を要求することはこの「Prisma」からはできませんよね。

つまり、このアプリを使ってもらうことには大成功し、サービスとしては大変素晴らしものを完成させたものの、そのマネタイズの方法を模索しているのです。

なので、例えばこの後のフェーズ、バージョンで、新たな加工のフィルターを追加してゆく中でそれを使いたいユーザーに課金をさせたり、もしくはアプリのスペースを枠として売り出し、広告費を取る。
といった、こんなクールなアプリに、ファンとしてはあまり追加して欲しくない手段しか現段階ではないのです。

しかし、この「Prisma」今後は動画の機能も追加されてゆくとのことなので、もし「Prisma」で撮影した映画やCMを公募して新しいクリエイターを探すなんていうキャンペーンも企業様とコラボして行えると非常に新しい展開があるかもしれません。

PrismaがこれからFacebookやInstagram、Twitterに買収されるのかそれとも独自にSNSとしての機能を持ち発展してゆくのかはわかりませんが、新機能の動画も含めてSNSならびにデジタル領域でのプロモーション企画に生かしてゆくことは大いに期待されるので今後も注目していきたいと思います。

ルグランでは、このような最新の情報・テクノロジーを踏まえ、かつ、データをベースにしたロジカルかつクリエイティブなアイデアを多数ご提案できます。ご興味のある方は是非、お問い合わせください。

今回の「Prisma」のような最新の世界的動向も含めたプロモーション企画について、今後もブログでご紹介していきますので、どうぞお楽しみに!



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