紅葉した葉が落ちはじめ、冬の訪れを感じられるようになった頃、弊社共同代表の泉が、ユーザー視点のプロダクトやサービス、UXデザインの啓蒙を行うUXアカデミーと、POStudyアジャイル・プロダクトマネジメント研究所が合同で主催する特別セミナーに、登壇させていただきました。当日は寒空の下にも関わらず、40名以上の方にご参加いただきました。
今回は本セミナーのレポートをしていきます。
本セミナーは『「データドリブンのUXデザイン」〜データを活用したプロダクト開発/Webデザイン〜』と題し、最良のUXを実現するために、様々なデータから、ニーズ・ウォンツを正しく理解し、人々の課題解決をするサービスやプロダクトが求められている中、定量的なデータ解析と、定性的な検証作業を交えた、UXデザインプロセスを学んで頂く機会として、実施されました。
初めに登壇したのは、UXのアカデミーの創業者であり、今回の登壇の依頼を頂いた、鈴木郁斗氏。様々なプロダクトやサービスを事例に、ユーザーインサイトの発掘と重要性、そして、その手法についてお話ししていただきました。
次に、弊社共同代表の泉が、UXを起点としたマーケティングに関する全体の企画、実施している事例をもとに、データドリブンなUXデザインのプロセスについてお話しさせていただきました。
初めに、良いUXはデータやシステムだけではなく、定量調査・定性調査などを含めた全体の組み合わせとバランスが大切であると前置きした上、ユーザーエクスペリエンスデザインにおいて、6つのステップに整理し、話し始めました。
まずは、企業のマーケティングに関する現状を理解する必要がある、といったプロセスの始まりから、ペルソナの設定、エクスペリエンスマップなどのフレームワークについてご紹介。更にはデータ連携やプラットフォーム選定といったシステム開発についてや、コンテンツ戦略といった、データドリブンマーケティングに関して、お話しさせていただきました。
パーソナライズについての話においては、参加者の方々は真剣に耳を傾けておられました。
技術ありきで考えるのではなく、一人一人の心理行動を理解し、課題を解決することが重要だと締めくくり、会場は盛況の内に幕を閉じました。
今後ともルグランでは、UXに関する様々なセミナーやイベントに参加していきますので、どうぞお楽しみに。