2017.08.09 | ビッグデータ

皆さんこんにちは。ルグランインターンの外園賢太です。

いよいよお盆が近づいてきましたね。
まとまった休みが取れるこの機会に、羽を伸ばして旅行にでも…と考える方も多いと思います。

旅行系の企業をはじめ、各自治体等としても、この時期は消費者にアプローチをかけるチャンス。
今回はそのアプローチの手助けとなる情報を、ソーシャルビッグデータという観点から探ってみたいと思います。

誰がどこに注目している?
今回は場所も費用もバラバラな人気旅行先を4つピックアップ。
クチコミ@係長を使用し、Twitter上でそれぞれの旅行地がどんな層に注目されているのかを探ります。
(集計期間は2016/8/1~2017/7/31とし、「旅行地(or国名)+旅行」というキーワードを含んだTwitterの投稿のうちリツイートを除いたものを抽出)

まずは男女比から。
ソウルとパリは男女ともに注目されていますが、ニューヨーク、それから意外にもホノルル(ハワイ)はやや男性の方が話題に上る割合は多いようです。
昨年同時期からの推移で見ると、ニューヨークは男性、パリは女性からの注目度が去年から今年にかけて比較的高くなる傾向になりました。


次は、年代別で見てみましょう。
ソウルは旅行にかかる料金の幅が広いことや、比較的手軽に行けるということなどから、どの世代にも注目されているようです。

一方でニューヨークに目を向けると、最も注目を集めたのは20代で、続いて30代という結果に。
前述の情報と組み合わせれば、ニューヨークについては、「男性」の「20代」に最も注目されていることがわかります。

このように手軽にクチコミデータを集め、組み合わせていくだけでよりピンポイントなターゲティングが可能となり、効率的なアプローチを実現することが出来ます。
今回は出国者を対象にしましたが、この考え方は入国者、いわゆるインバウンド客に対してももちろん有効です。

SNSが年々影響力を強めていく今、ネット上の旅行者の声は大きな意味を持つようになっています。発信者視点だけではなく、旅行者が発信しているクチコミを使った、いわゆる旅行者ドリブンな戦略。ルグランは、そういったデータに基づくマーケティングをお手伝いしています。



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