2020.10.29 | コラム

アメリカでは日本のような住民基本台帳がないため、自動的に選挙名簿に登録されません。そのため、アメリカでは9月第4火曜日の『有権者登録の日』に有権者として自己申告で登録しなければ選挙人名簿に登録されず、投票資格が生じません。 また選挙権がない人が登録すると刑法犯罪になるほど厳しいです。選挙登録できるのは18歳以上のアメリカ国籍者のみで、永住権者には選挙権はありません。

社会意識の高い海外のセレブたちは、11月3日の大統領選挙に向けて登録しよう!投票しよう!とSNSを活用してアピールを行なっています。

普段SNSをしないクリスティン・スチュワートは、2019年から交際中の脚本家ディラン・マイヤーのインスタグラムで登場!
『VOTE(投票)』とかかれているTシャツをきてセルフィーのクリスティンの写真とメッセージが投稿されました。
ディランから『クリスティンへマイクを渡すわ、彼女は自分のアカウントがないから、ここで伝えたいことがあるみたい』とあり、続いてクリスティンより『本日は有権者登録の日よ!こんなこと今までしたことないんだけど、登録をしていない人はこの機会を生かしてほしい。自分の意見が届いていると感じられる。そして希望を失わないで。私は投票しました。それは、自分の国を信じたいから。』人種差別や言論・集会の自由、自分の体に関して決定する権利の正当性、自分のアイデンティティを認め認める権利を信じて、自分のために投票して。と熱いメッセージが綴られていました。

カイリー・ジェンナーはセクシーなビキニ姿で「有権者登録はもう済んだかしら?私のプロフィールのリンクをチェックしてね」と投稿。
すると、Vote.orgのCEOが投稿前日より1,500%も有権者登録のユーザーが増加した!と証言しました。

 

ゾーイ・イザベラ・クラヴィッツもセクシーなポーズと共に有権者登録を訴えました。

こういった投稿は最近に始まったことではなく、少し前で有名なものが2016年にケイティ・ペリーがコメディサイトの『Funny or Die(ファニー・オア・ダイ)』と手を組み、若い世代に投票を促すキャンペーン動画に出演、投稿しました。

「今年は投票に行く時は、どんなにひどい姿でも大丈夫!!」
動画の中で、パジャマ姿のペリーは、ナイトガウン、ワンジー(幼児用のつなぎ服)、ブリーフ姿、大きなTシャツ一枚で投票所に行こうが、アメリカ合衆国は緊急時のファッションに対して差別をしないと断言。そこで、盛り上がり熱がこもったペリーは、裸になって投票しようと試みて逮捕されてしまいます。

これは、『Funny or Die(ファニー・オア・ダイ)』のみんなで投票しよう!のキャンペーンでした。

アメリカのミレニアル世代の投票率は20%とも言われているから、こうやってヤングセレブたちが投票率を上げようと呼びかけていることには、すごい意味があります。

それは日本でもいえていますが、最近日本の芸能界でも動きがみられました。業界内でタブーとされていた芸能人の政治的な発言に動きがあったからです。

都知事選の投開票日に小泉今日子さんと指原莉乃さんが投票してきたことをツイッターで発言。少し前では、ネット上で芸能人が政治の話をすると『何も知らない芸能人が口出しするな!』などと心ない言葉や批判で炎上することがありました。

海外では芸能人など影響力のある人が政治の話をすることは当たり前で、徐々に日本もその傾向にあるようです。

今まで全く政治に関心がなかった若者も影響力のある芸能人の発言から少しでも関心を得られ、日本の将来のために考えて、発言できるようになれたらいいですね。

今年はコロナの影響もあり、仕事の減少や学校閉鎖で、自由な言動ができないことから今まで以上に世界・政治への関心度が高まるチャンスと思っています。

11月3日の大統領選大注目です!

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