日本でも改めて緊急事態宣言が実施され、まだまだ世界中で新型コロナウィルスと闘いながら生活する日々が続いています。
飲食店のアクリルパーテーションや店先の消毒用アルコールなどの感染症対策も見慣れてきましたが、電車などの交通機関を利用すると、換気などの対策は行われているものの、飲食店と違い座席の使用を制限していないこともあり、結果的にソーシャルディスタンスを保てていないこともあります。
感染者の拡大が第二波を迎えたフィンランドでは、こうした状況を改善するために生活協同組合とバス運行会社が協力し、とても面白い施策を実施しました。
それはバスの座席の一部に大きなクマのぬいぐるみを設置し、ソーシャルディスタンスを促すというもの。飲食店で特定の座席を利用できないようにしているのはよく見かけますが、これならあまり「制限されている」とストレスを感じることはないかもしれません。
また、この施策で使用されたぬいぐるみは処分するのではなく、後々孤児病院の子供たちにプレゼントされたそうです。コロナ禍だからこそありがたみを感じられるソーシャルグッドと感染症対策のための施策でした。
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