2021.01.28 | UX

ご存知の通り、昨年から新型コロナウィルスの感染が拡大し、年が明けても収まる気配はなく、今月の1月7日には二回目となる緊急事態宣言が発令されました。

この発令による深刻な影響を受けている業界の一つとして、飲食業界が挙げられると思います。皆さまの周りでも、休業・閉店を余儀なくされている飲食店は多いのではないのでしょうか。

そこで今回は、飲食業界への逆風をあえて利用した、あるキャンペーンについてご紹介します。

毎年様々なプロモーションを展開しているバーガーキングですが、昨年末、フランスのバーガーキングが「Whopper to the Future」というキャンペーンを開始しました。これは、専用のスマートフォンアプリにて未来(2030年12月31日まで)の日付を入力すると、その日にワッパー(同社の看板商品)が無料で届けられるというもの。

なお、このキャンペーンを利用できるのは、10万人までとのことです。

このキャンペーン動画で映される年表では、2020年のコロナ感染症拡大から始まり、2057年 酸素が有料化、3045年 隕石が衝突など、ユーモラスなジョークを交えながら、いつワッパーが食べられなくなるかわからない未来を見せることで、商品を訴求しています。

未来は何が起きるかわからない、ということを伝え、「バーガーキングを食べておこう」と思わせるコロナ禍を利用した本キャンペーンは、我々も学ぶべきものがあるように思えます。

ルグランではマーケティング全般に関するご相談を受け付けておりますので、ご興味のある方はご遠慮なくお問い合わせください。

参考:PREDGE



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