先日、2回目の緊急事態宣言が終わりを迎え、皆さまはどのようにお過ごしでしょうか。
久しぶりに外出した、出社したという方もおられるかと思いますが、引き続き、新型コロナウィルスへの予防はしっかりと行う必要があるでしょう。
そこで今回は、感染対策・三密対策として活用できる幾つかのサービスについて、ご紹介いたします。
オンラインオフィス
今月、オンラインオフィスサービスである「mycrew」がリリースされました。
Web上にある架空のオフィスへログインすると、他のメンバーの出社状況や、メンバーが会議中なのか、休憩中なのかといったステータスが視覚的にわかるようなつくりとなっています。また、オンライン会議機能は標準機能として実装されています。
弊社も昨年の緊急事態宣言からリモートワークを取り入れておりますが、私の経験では、上司に急ぎで確認を取りたい時や、他のメンバーと少し話をしたい場合など、毎回、社内チャットツールで相手の都合の確認を取らなければならず、もどかしい思いをしたことがあります。このサービスであれば、他のメンバーがどのような状態か一目で分かる為、ミーティングやちょっとした話し合いをセッティングしやすく、また、他のツールに変えずにオンライン会議が行えるので、このサービスでは一貫したコミュニケーションを取ることができます。
感染対策の観点からリモートワークを導入している企業・組織は、オンラインによって生じるコミュニケーションギャップに対し、少しでも取り除けられるような工夫を、是非取り入れていきたいですね。
マスク着用可能な顔認証技術
パナソニックの顔認証技術は、長年培った画像処理技術やディープラーニングによって、マスクをしていても高精度で認証することが可能です。今後、出社できる人数を増やそうと考えている企業や、イベント・セミナー会場において、入り口にマスク着用で顔認証ができるゲートを設置することで、待ち人数を少なくし、三密を防ぐことに繋がりそうですね。さらに今後は、株式会社ジェーシービーと提携し、顔認証技術を活用することで、JCB加盟店にて、非接触の決済を行えるようにする予定であるようです。
データを活用した三密対策
最後に、ルグランが開発したデータを活用した三密対策サービス「seeO2now(シーオーツーナウ)」をご紹介。
このサービスは、密になりそうな場所にCO2濃度を測定するセンサーを設置し、収集したデータを解析することで、店舗・施設の運営者が適切なタイミング・方法で換気や利用人数の制限などのアクションを取ることができます。また、三密回避のために適切な対応をしている店舗や施設のCO2濃度を確認できるようにすることで、利用者が安心して来店できるようになります。
「seeO2now」は、既に渋谷にある美容院や飲食店にご利用いただいており、下記リンクから、ユーザー様のインタビュー記事をご覧いただけます。
さらに、先日、株式会社西武ライオンズが3/26(金)にグランドオープンするメットライフドーム内のグッズショップやレストランへ、「seeO2now」を提供することが決まりました。
今後とも求められる三密・感染対策ですが、様々なデータやアイディア、さらにはルグランが培ってきた経験を活用し、皆さまと共に、このニューノーマル時代を歩んでいきたいと思っております。また、「seeO2now」に少しでもご興味のある方は、ご遠慮なく、お問い合わせください。