今回のルグラン朝会は、6/11にリニューアルオープンした千駄ヶ谷のGood Morning Cafeに場所を移しての開催となりました。
この日、テーマに取り上げたのは、先日のカンヌライオンズ速報セミナーでもご紹介した、動画広告によるブランドリフトの評価手法について。閲覧回数だけではわからない、ブランド認知の広がりをどのように評価するかを、2つの具体的なキャンペーン動画を例に挙げてご紹介しました。
テレビやTwitterなどで話題となり、1,500万回もの閲覧回数を獲得している「3秒クッキング 爆速エビフライ篇」のキャンペーン動画は、視聴した方も多くいらっしゃるかと思います。しかしながら、会社名や商品名がTwitterやブログでつぶやかれた回数、検索数を測定してみたところ、つぶやきや検索が大きく増えた形跡は見られませんでした。そこで、弊社泉からは、ブランド認知をあげるためには、例えば、Twitterで拡散する際、元ツイートにブランド名やサービス名を必ず記載する等の改善方法をご紹介しました。
カンヌライオンズ速報セミナーでも聞かれましたが、日本では、面白くてバズる動画や、テクノロジーを駆使した動画コンテンツは多いが、海外のように動画から議論が巻き起こり社会的に広がるという動きがあまりないというご指摘があり、そこまで考えた戦略を立案するのが重要との声や、日本人の特性、SNSの普及率にもよるのではという意見もあり、今後の動画プロモーションについてさまざまなディスカッションを行いました。
また、日本では大手企業の方がブランド戦略に重点を置いている傾向があるように思われますが、本当は名前も知られていないベンチャーのほうが、ブランド戦略の立案や効果的なプロモーションに力を入れるべきという意見が参加者の方から挙がりました。
参加者の方より、まもなくローンチするインバウンド向けのサービスについてご紹介いただき、参加者の皆様の中で新しいビジネスの交流もありました。
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