2015.11.27 | クリエイティブ
株式会社ルグラン、建設業界のイメージアップを図るプロジェクトを発表
~データドリブンなクリエイティブエージェンシーとして本格始動~

デジタルマーケティングのコンサルティング会社、株式会社ルグラン(本社:東京都港区 代表取締役:泉浩人、山辺仁美 以下ルグラン)は、多摩美術大学教授である佐藤達郎氏、ADKを経て現在はクリエイティブ・ブティック「POPS」の代表として企業のブランディング支援を多く手がけるクリエイティブディレクター 田中淳一氏と共に、建設業界のイメージアップを図るプロジェクト「Log of Mud」を企画し、プロジェクトに至る背景と完成した作品を、12月1日から東京国際フォーラムで開催されるデジタルマーケティングの国内最大イベントであるアドテック東京で発表します。

ルグランは、これまで約10年間、デジタルマーケティングの領域を中心に、データドリブンなアプローチで、クライアントのマーケティング施策を立案・実施してきました。しかしながら、多くの企業では、前年よりも多くの顧客や売上を獲得することが求められる中、マーケターはその目的を果たすために、目先の需要の「刈取り」ばかりに意識が向き、「需要を創造すること」の意味や大切さを充分に理解できない、あるいは、マーケターが、その意義を社内できちんと説明できないために、必要な予算やリソースが配分されないというケースを、数多く目にしてきました。

ルグランでは、これまでマーケターに対し「需要を創造すること」の重要性を伝え続けてきましたが、今般、「3Kというイメージが強く、新規就労者の確保が難しい」という建設業界が直面する課題の解決をテーマに、経験・実績豊富なクリエイターとチームを組み、弊社自ら、プロジェクトを企画するに至りました。

この企画は、建設現場で働く5人の姿をモチーフに、「GoPro」というウェアラブル・カメラを使って、一般の方々があまり目にすることのない、建設現場で働く人達の生きざまにフォーカスを充て、安心した生活が送れる背景には、彼らの地道で、時に過酷な働きがあることへの理解を深めることで、建設業界に対し、ポジティブなイメージや、興味・関心を持ってもらうことを企図する内容になっています。

このプロジェクトを機に、ルグランでは、データとクリエイティブを融合し、ネット広告といった枠にとらわれず、クライアントの課題解決を支援するクリエイティブエージェンシーとして、さらに活動の領域を広げていきます。

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イベント概要
日時:2015年12月1日(火) ~12月2日(水) 13:40 ~ 14:20
場所:東京国際フォーラム アドテック東京会場内 ガラス棟 G508
費用:無料
ルグランルームスケジュールはこちら
セッションタイトル
クリエイティブエージェンシー宣言 2016 ~本当に大切なのは「買いたい気持ち」にさせること~
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[佐藤達郎プロフィール]
一橋大学社会学部卒業、アサツーディ・ケィ勤務。コピーライターからクリエイティブ・ディレクター、クリエイティブ戦略本部長に。博報堂DYメディアパートナーズ移籍後はエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターを務める。2004年カンヌ国際広告祭フィルム部門日本代表審査員。『教えて!カンヌ国際広告祭』、『アイデアの選び方』、『これからの広告の教科書』等、著書多数。
[田中淳一プロフィール]
早稲田大学第一文学部演劇専修卒業、旭通信社(現ADK)入社、2014年末に独立し、Social、Local、Globalをコンセプトにクリエイティブ・ブティック「POPS」設立。地方自治体のシティプロモーションや各地ローカル企業、ソニー生命、YKK、GOOD DESIGN EXHIBITION2015受賞展など大手企業、官公庁やNPOのブランディング、グローバルPRを数多く担当。国内外国際広告祭の受賞歴、審査員歴多数。
[株式会社ルグランについて]
株式会社ルグランは、業界のパイオニア「オーバーチュア」の立ち上げメンバーにより設立されたデジタルエージェンシーです。この領域において10年以上の経験を持つルグランでは、SEMコンサルティングをはじめ、ソーシャルリスニング、アクセス解析や調査分析、また、パーソナライゼーションを基にしたサイト構築など、データを起点にマーケティング施策全体を提案しています。
[本件に関するお問い合わせ先] 株式会社ルグラン 中川京子
Email: info@LeGrand.jp
Tel: 03-6447-4567

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2015.11.26 | モバイル
アドテック東京の「ルグランルーム」にご登壇いただくスピーカーの方々との事前対談。最終回は、CNET Japanの編集長、別井貴志氏との対談の様子をお送りします。

金融業界紙の記者としてキャリアをスタートし、その後、「INTERNET Watch
「ファイナンスプロジェクト」「インターネットマガジン」など、長年にわたりネット媒体の編集記者として経験を積まれ、現在は、「CNET Japan」の編集長である別井氏。媒体の役割、CNETのこれからの編集方針など、興味深いお話を聞かせていただきました。


デジタルはもはや起点ではない
別井氏は「デジタル」という言葉をあえてつける必要はもはやないと、感じているとのこと。例えば、デジタルマーケティングという言葉。今や、企業に於いては、デジタルを使わないマーケティングはありえないわけで、それをあえて、デジタルマーケティングと区別する意味はない。これからは全てのテーマにデジタルが必然として入ってくるわけで、媒体の編集方針もデジタルではなく、テーマを起点と考える時代だと言う。

スマートネイティブの理解が必須
別井氏が今注目するテーマは「エデュケーション」。ITを活用することで教育現場はどのように変わっていくのか。また、ITを活用してスマートネイティブが見てるのはどんな世界なのかということ。連絡ツールは「LINE」や「Twitter」が当たり前、学校の授業はタブレット端末を使って生徒や先生と問題を共有しながら進めるといった、ITを生活の一部として成長してきたスマートネイティブが10年後には社会に出て、メインの購買層になる。つまり、企業は、スマートネイティブを理解せずに生き残ることはできない。彼らは、スマホサイト以外では買い物はできないといい、PCサイトは情報が多すぎると感じる。モバイルサイトの重要性を理解しきれていない企業にとっては、モバイルオンリーで育った彼らを理解し、その上でユーザーエクスペリエンスを考えなければならないという、なんとも大変な時代が来てしまったようです。別井氏のセッションはスマートネイティブ理解する第一歩になりそうです。

【別井氏の登壇スケジュール】
12月2日(水)15:20 ~ 16:00
場所:東京国際フォーラム アドテック東京会場内 ガラス棟 G508
セッションタイトル:
CNET編集長が語る、ITで変わるこれからのエデュケーション
~スマートネイティブが見てる世界とは?~

ルグランルームにお越しいただくためには、アドテック東京のビジターパスが必要になります。(無料)
こちらからお申込ください。
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2015.11.26 | ビッグデータ
アドテック東京の「ルグランルーム」にご登壇いただくスピーカーの方々との事前対談。今回は、SCSKプレッシェンド株式会社の高橋徹氏との対談の様子をお送りします。

SCSKプレッシェンドは、ECシステムおよび物流業務、撮影業務、カスタマーサポート業務などECに必要なサービスすべてを一貫して提供。高橋氏はWEBアクセス、購買データ、お客様の声など蓄積されたデータを活用し、クライアントのECサイトの売上向上を実現するためのさまざまな提案をされています。その中で、高橋氏はデータをマーケティングに上手く活用していない企業が多いと感じるとのこと。


データのマーケティング活用が進まない理由
主観的な仮説を立て、それを補強する小さな事実だけに目を向け、「データは無くとも分かる」と決めつけるマーケターが多いことが、データのマーケティング活用が進まない理由の一つではないかと、高橋氏。それを実証するために、あるマーケターが思い込んでいる「妻は夫の洋服もついでに買うことが多いと思う」という仮説について、その企業の顧客データを分析したそうです。分析の結果、自分の洋服を買うついでに夫の分も買ってくれる優しい奥さんは8.5%しかいなかったことが判明。データに目を向けないと、妻が夫の分も買うケースが多い、という事実とは異なる仮説を基にマーケティング戦略を立ててしまう可能性がある。これでは企業は売上アップどころではない。

データと向き合う

データと向き合う姿勢が欠けているマーケティング担当者が多いことが、データのマーケティング活用が進まないもう一つの理由ではないかとのこと。詳細データがあり、また、高度な分析ツールがなくてもExcelを使った集計で分かることは多いはずなのに、「分析」というと腰が引けてしまうマーケターが多いと感じでいるそうです。データを活用しマーケティング戦略を立てるには、マーケティング担当者のスキルアップが課題と言えそうです。

【高橋氏の登壇スケジュール】
12月1日(火)16:40 ~ 17:20
場所:東京国際フォーラム アドテック東京会場内 ガラス棟 G508
セッションタイトル:
正しいデータとの向き合い方、教えます。

ルグランルームにお越しいただくためには、アドテック東京のビジターパスが必要になります。(無料)
こちらからお申込ください。
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2015.11.25 | セミナー
来月1日から東京国際フォーラムで開催されるアドテック東京の会場内に2年振りに「ルグランルーム」が戻ってきます!「Experience First. マーケティングの未来がここにある。」をテーマに10以上のセッションを企画。最良のユーザーエクスペリエンスの実現について、マーケティングの最前線で活躍するプロフェッショナル達とディスカッションします。

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2015.11.24 | ビッグデータ
12/1から東京国際フォーラムで開催されるアドテック東京の「ルグランルーム」にご登壇いただくスピーカーの方々との事前対談をシリーズでお送りしています。その第4回目は日本アイ・ビーエム株式会社 佐藤良氏との対談内容をご紹介します。

佐藤氏は前職のヤフー株式会社にてオープン化推進プロジェクトに従事し、その後、Yahoo! 安否確認サービスの立ち上げ、営業戦略立案、プロモーション企画を経て、現在は、日本アイ・ビーエムのデジタルサービス事業部にて、クラウドプロバイダーやネットサービスカンパニーに対し、次世代クラウドサービスを軸にしたビジネス開発、共同マーケティングを中心としたビジネス支援をされています。
日々、企業のマーケターと接する中で、分析するための充分なデータはあるにも関わらず、それを有効活用できていないケースに遭遇することが多いとのこと。


現在のマーケティングの課題
多くのコンサルティング会社は、データ分析にこだわる一方、お客様視点に立った戦略を立案できていない。分析した数値のみをお客様に提供するだけで、具体的な戦略を提案できていないため、お客様の手元にはデータだけが増えていき、この結果から何が見えてくるのか?今後、どういった対策を取っていくべきなのかが分からないため、不安を抱いているケースをよく目にするそうです。データ分析したものを、ただ提供していくのではなく、お客様が求めていることは何かを把握し、未来を予測した上で提案していくことが今後ますます重要になる。一方、提案するにもデータが少ないため戦略が立てられないケースもあるようで、そのような場合は、手元にあるデータを解析するのではなく、第3のデータを加えることによって、違った結果が見えてくることがあるとお話されていました。

ECとリアルな世界が繋がっていない
オムニチャネルの重要性が語られる一方で、実際にそれを実施できている企業は多くない。例えば、ネットでは、ロイヤルカスタマーという扱いなのに、実際に店舗に行くと一般のお客さんとして扱われてしまう。また、ネットで貯まったポイントはネットでしか使えないといったケースは多い。また、顧客のデータ分析にExcelを使っている大手EC企業でもあるそうです。

これからは、経験や勘で戦略を考えるのではなく、データを基に将来を見越したプロアクティブな意思決定が重要になっていく。そして、この大きな課題に対して、マーケターはどのように取り組んだらいいのでしょうか?佐藤氏のセッションには、そのヒントがたくさんありそうです。

【佐藤氏の登壇スケジュール】
12月2日(水)13:20 ~ 14:00
場所:東京国際フォーラム アドテック東京会場内 ガラス棟 G508

下記アドレスからアドテック東京のビジターパスを11月30日まで無料で発行できます!
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