2015.02.19 | 一般
「デジタルマーケティングエージェンシーのルグラン」として、知られている弊社ではありますが、実はもう一つの顔があるのです。それは、米国サンフランシスコ発のグラノーラ「グルメグラノーラ」のプロデュース。


無類のグラノーラ好きが集まるルグランが、好き!が高じて、海外のグラノーラの日本進出をプロデュース、ついには自分たちで「グルメグラノーラ」専用サイト『Love Granola』を立ち上げ、販売まで始めてしまいました。

今回は、その「グルメグラノーラ」の魅力を皆様にご紹介します!

昨年の11月に発表したプレスリリースで、すでにご存知の方も多いかと思いますが、弊社スタッフが世界中のグラノーラを食べ比べ、その中でも群を抜いて「美味しい!」と社内満場一致で選ばれたのが、米国サンフランシスコ発、オートクイジーン社製の「グルメグラノーラ」。

グラノーラ一筋31年、サンフランシスコ郊外の小さな工場で毎日手作りされる「グルメグラノーラ」は、オーガニックスーパー最大手「ホールフーズ」でも販売され、オーガニック・健康志向にこだわる人々が集まるサンフランシスコで愛される人気のブランドです。

日本でもグラノーラブームが到来し、多くのブランドが登場していますが、何よりも他と違うのが、テイストはもちろん、その食感と食べ応え!
オーガニックオート麦をはじめ、原材料の70%が有機栽培。生産者や生産過程にまでトコトンこだわり、厳選された材料で作られた「グルメグラノーラ」は、カリッカリッにベイクされ、そのクリスピー感は世界中のグラノーラを食してきた弊社スタッフがうなるほどの香ばしさ。ゴロゴロ、ザクザク入ったナッツとのハーモニーも抜群です!


現在、Love Granolaで販売中のフレーバーは、オリジナルクランベリーの2種類です。

本来は、レギュラーパックのみの販売ですが、もっと気軽にお試ししていただきたいとの思いから、この度、「500円お試しパック」(メール便対応、消費税・送料含む)の発売を開始しました。
約1食分の量で、まずは試食から、という方にぴったりです。ぜひ、こちらの「500円お試しパック」で2種類のフレーバーを食べ比べてみてくださいね!


スタッフの「好き」から始まったルグランのグラノーラビジネス。

まもなく創業10周年を迎えるルグランにとって、新しい領域へのチャレンジではありますが、一方で、これまで培ってきたデジタルマーケティングの経験を最大限に活用できる場だと考えています。

今後は、新フレーバーの販売やデジタルを活用したキャンペーン等を企画していますので、どうぞお楽しみに!

公式サイト「Love Granola

Love Granola Facebookページ

お試しパックの購入はこちら


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2015.02.12 | イベント
ニューヨークやサンフランシスコでは「ClickZ」という名称にリブランドされましたが、ロンドンでは、従来の名称のまま開催されたSESロンドン。今年も、視察ツアーにご参加頂いた媒体社・エージェンシー・ブランドなど、様々な立場の方々と一緒に参加しています。


会期は今年から2日に短縮されましたが、サーチ・ディスプレイ・ソーシャルなど、様々なチャネルを俯瞰して、マーケティングの全体戦略を考えるという視点から、幅広いテーマのセッションが組まれている点では、昨年参加したClickZ Bangkokと似た構成になっています。

一方で、リスティング広告の最適化やSEO戦略について、かなり実務的・テクニカルなテーマを扱うセッションも、所々に配されており、この辺が”SES”という名称を残した理由なのかもしれません。

ちなみに、SESロンドンに参加するには、約20万円の費用がかかりますが、初日のキーノートセッションから、会場はほぼ満員の盛況でした。


初日の基調講演に登壇したのは、フランスの総合電機メーカーSchneider Electric社でデジタルマーケティング戦略を統括するShawn Burns氏。


講演のテーマは「IoTが変えるコマースの世界」というものでしたが、特に印象的だったのは「製品」よりも「サービス」を磨けという言葉でした。

これまでメーカーは、より良い製品の開発や製造に血道をあげてきましたが、今日、多くの「製品」は、ネットワークで結ばれた「システム」の中で機能する時代になり、今後、消費者は誰かが創り上げた秀逸な「システム」を使って、様々な目的・タスクを達成できるようになる可能性が高くなると考えられます。

そうなると、そのシステムの中に組み込まれていない製品は、どんなに良い製品でもスキップされて使われなくなるというリスクに直面することになります。例えば、ITを駆使したエネルギー管理の「システム」構築に長けた新興企業が、突如、GEのような伝統企業のライバルとなって表れるかもしれない。

Burns氏の講演は、IoT時代に生きるメーカーの危機感や、新たなビジネスの可能性にも言及した、非常に興味深い話でした。

本ブログでは、この後も引き続き、SESロンドンで見聞きした最新情報などをご紹介していきますので、どうぞお楽しみに。

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2015.02.11 | イベント
今回は、前回に続き、昨年10月に参加したClickZ Bangkokのセッションをご紹介します。

検索エンジンマーケティングに関する専門イベントSearch Engine Strategiesとして始まったイベントが、SES~ClickZへと、発展的に成長していった背景には、カンファレンスで扱うテーマが、検索からディスプレイやソーシャルメディアにも広がっていったという事情があります。それに伴い、戦略立案や効果検証に関するセッションにおいても、オンライン~オフラインまでを俯瞰した、よりメディアニュートラルな視点からの議論が年々増えています。

先般のClickZ Live Bangkokにおいても、こうした流れを象徴するように、たとえば、データドリブンマーケティングに関するセッションでは、部門や担当・組織の壁を超えた統合的な視野・視点が求められるといった話が行われていました。

また、アトリビューションに関するセッションでは、SAPがタグマネージメントの専任担当者を採用し、各メディアの役割を踏まえたアトリビューションモデルの策定について、試行錯誤を繰り返しながら理想のモデルを模索している、といった興味深い事例も紹介されました。

こうした流れの中、非常に興味深かったセッションの1つが、ニューヨークを本拠に、世界各国で広告ビジネスを展開する広告代理店JWTのアジア地区CEOであるTom Doctorof氏の”Twitter is not strategy”というセッションでした。

広告メッセージの変化について語るJWTアジア地区CEO Doctorof氏

冒頭、Doctorof氏は

「テレビの時代が終わったという見方は間違いだ。ただ、ソーシャルメディアの出現で、人々がお互いに情報や感情を共有する方法は劇的に変わった。その事実を受け止めた上で、こうした時代にふさわしいメッセージの出し方を考える必要があるということだ。」

と強調した上で、「トップダウン」と「ボトムアップ」という言葉を使って、広告やマーケティングコミュニケーションを考える上で、押さえておくべき変化について話をしました。

テレビ広告に代表されるマス広告においては、長年、企業・ブランドは「トップダウン」の視点、つまり「競争に勝って、市場シェアを取るためには、どういうイメージを人々に植え付ける必要があるのか」を最も重要な課題・目的として、広告メッセージを考えてきました。

しかし、こういう発想から生まれるメッセージは、独裁政党が出すスローガンと一緒で、退屈で人々の心を打つことはありません。

ブランドや製品に対するイメージというのは、人々の中から生まれ、共有されるものであり、マーケターの仕事は、それをコントロールすることではなく、受け入れることだとDoctorof氏は言います。

さらに、アップル社の「Designed by Apple in California」というキャンペーンを紹介した上で、これからのマーケターに求められるのは「ボトムアップで作られ、共有されるイメージに、いかにしてトップダウンのメッセージを織り込むか」である、として講演を締めくくりました。

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2015.02.05 | イベント
いよいよ、来週に開催されるSESロンドン。世界各国の会場でSESからClickZ Liveへと名称が変わる中で、SESが引き継がれたSESロンドンではありますが、そのプログラム構成は、これまでの3日間から2日間の日程に凝縮される一方、1セッションが45分から60分に延長される等、今年から大きく刷新されています。

特に最終日には、基調講演に加え、クロージングに2つの全体セッションが予定されています。今回は、ルグランが注目するこの2つの全体セッションについてご紹介します。


1つ目のセッションは、Googleで商品広告のヨーロッパ責任者がスピーカーを務める「The Evolution of Digital Marketing(デジタルマーケティング革命)」です。年初めに開催されるSESロンドンにおいて、今年一年のデジタルマーケティング業界の展望をうらなうにはぴったりの内容と言えます。Googleで10年以上に渡り、モバイル広告からソーシャル広告まで携わってきたスペシャリストが、急速に変化するデジタルマーケティング業界について、どのような予測をし何を語るか要注目です。

そして、2つ目は、「Digital Marketing Insights for 2015 and Beyond」とタイトルされているように、こちらも今年のデジタルマーケティングを展望するパネルディスカッションが予定されています。プラットフォームを提供するMarin Softwareと大手PR会社のWeber Shandwicのデジタル部門のトップたちが見据えるこれからのデジタルマーケティング業界。白熱したディスカッションに期待したいと思います。

他にも注目のセッションは色々とありますが、次回はセッションレポートでご紹介して参りますので、どうぞお楽しみに!

SES London 2015 Agenda

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2015.02.05 | セミナー
今週2/2(月)、Osaka Hackers Club事務局主催「G7 Hackers Club Meeting」において、弊社代表 泉が『世界標準のUXを提供するためには』というテーマで講演させていただきました。


昨年出展したアドテック関西がご縁で、Keynote Speakerとしてご招待いただいた今回のセミナー。

参加者の皆様は、Osaka Hackers Clubに登録されており、日本にとどまらず、世界を視野に、日夜、努力を重ねる関西の企業家の方々がお集まりいただいているということから、泉からは、ルグランLAデザインセンターの紹介をはじめ、年末に発表した関西主要企業ウェブサイトのUXランキングの詳しい解説、さらには、世界に出るためには、世界の人々に受け入れられるユーザーエクスペリエンス(UX)を考えてサイトやアプリ、商品やサービスをデザインする必要がある、とお話ししました。

会場では、参加者の皆様が熱心にメモを取られる姿が多くみられ、UXへの関心度の高さをあらためて実感致しました。

さらに、泉の講演後には、グローバル展開を目指す方々の集まりらしく、英語で自社の商品やサービスを紹介する”ライトニングトークセッション”が行われ、また、2/10には、「Hack Osaka 2015」というグローバルイノベーションをテーマに、すべてのセッションが英語で行われるカンファレンスの開催が予定されているそうです。

世界を意識した取り組みに、我々も大きな刺激を受けたセミナーとなりました。


Osaka Hackers Club
大阪市が開設したグローバルイノベーション支援拠点「大阪イノベーションハブ」で活動する会員組織で、起業や新規事業の創出、また、グローバル展開を目指して、仲間集めやイノベーションに取り組まれています。

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