初めまして、5月よりインターンとしてルグランに入社しました、佐藤颯香と申します。現在大学3年生で、マーケティングやクリエイティブ業界について、広く勉強中の身です。
2024年5月23日に開催した「【紙媒体や屋外広告などを中心に扱う広告会社や印刷会社のみなさまへ】クライアントのデジタルシフトへの対応力を高め収益アップを実現しませんか?」というセミナーについて、私からレポートさせていただきます。
今回のセミナーでは、デジタル以外の領域で活動されている広告会社様や印刷会社様にご参加いただき、弊社代表の泉より、近年の日本の広告市場とルグランが提供するサービスについてご紹介させていただきました。
前半では、近年の日本の広告市場のデータを用いて俯瞰し、コロナ禍以降の広告市場全体の成長を受け、アナログメディアからデジタルメディアへの移行という二者択一ではなく、アナログメディアとデジタルメディアを統合した戦略の必要性についてご説明いたしました。
アナログメディアの現状について、少子高齢化により購買層としてのシニア層の存在が大きくなっている中、そのシニア層もデジタルメディアへの移行が着実に見られること、また、共同住宅のセキュリティ環境の多くがオートロックを導入しているため、ポスティングやDMなどの施策の効果が見込めなくなっていること、さらに、カタログの発行が紙代の高騰により困難になっていることをご説明いたしました。
アナログメディアのデジタル化の例として、渋谷のスクランブル交差点の屋外広告や、電車の車内広告、コンビニの店頭ポップなどがデジタルサイネージ化していること、また、もともとスマートフォンや携帯などのデジタル領域で活動されていた企業が、元来アナログメディアである看板(=デジタルサイネージ)に進出していることも、クライアント側のデジタルシフトが進む理由として挙げさせていただきました。
後半では、アナログメディアに関する知見を持つ企業と、デジタルメディアに関する知見を持つルグランでビジネスを進めることにより、競合他社との差別化を図りながら収益の増加を実現することができるということを、実際の協業事業の例を挙げてご説明いたしました。
また、天気連動による誘導効果を、実例を交えながらご紹介し、雨の日には、屋外テーマパークやケーブルテレビの集客広告を出す、あるいは、YouTube広告において、消費者の現在地の天気を広告に反映することにより、いずれもクリック率が増加したという事例をご紹介しました。
アナログ x デジタルを活用したクライアント様へのご提案に関するご相談や本セミナーの資料をご希望の方は、ページ下にある「Contact Us」からお気軽にお問合せください。また、ビデオ会議でのご説明・ご相談などを希望される場合には、こちらの予約フォームよりお申込ください。
今回も多くの方にご参加いただき、大変有意義なセミナーとなりました。ルグランでは、今後もオンライン・リアル問わず、様々なセミナーを開催して参ります。