この春、南関東では、暖かい日や寒い日を繰り返したことで、「今年の桜は長持ちした」と言われています。
暖冬でのんびり咲き初め、その後は寒の戻りを繰り返すなどで、一気に満開にならず、斑に咲いていたことから長持ちしたようです。
さて、写真を撮って作品を作るのを趣味としている私ですが、今年も桜の撮影を楽しみつつ、今月中旬から行われる2つの写真展準備に追われています。
まずは身近な景色をテーマにした、2つの写真展をご紹介
今回の写真展は「街」をテーマにした展示と、「夜」をテーマにした展示となっています。
※記事の最後にギャラリー情報を掲載しておりますので、御覧ください。
しかも「夜」をテーマにした写真展の会場は、なんと弊社、ルグランのオフィスがある外苑前!夜19時まで展示していますので、お仕事帰りにお時間がありましたら足を運んでいただけると嬉しいです。
ちなみに「夜」のDM写真は私の作品です(笑)
それでもたまには特別な景色も見てみたい!
ところで「街」「夜」と聞くと、なんだか身近な物がテーマなのだな。と感じますよね。
このコロナ禍で特別遠くに行くことが叶いにくかったのもありますが、身近なものに思いを馳せれば素敵な風景や瞬間がいくらでも切り取れることを、今回の作品作りを通して実感しています。
でもこうしてありふれた景色を特別な思いで撮るのも楽しいのですが、やはりたまには旅に出て、特別な景色だったり珍しい景色だったりを写真に撮りたくなります。
ご存じの方も多いと思いますが、ダイヤモンドダストや、けあらしなど、特定の気象条件でしか見られない特別な景色、というのは世の中に沢山存在します。
ダイヤモンドダスト
『ダイヤモンドダスト』は大気中の水蒸気が凍って細かい氷の結晶が降り、それが太陽の光で反射してキラキラと煌く現象です。
日本では北海道の内部で、気温がマイナス10℃以下のよく晴れて風のない早朝に見られると言われています。
けあらし
『けあらし』は深夜から早朝にかけて海水面で水蒸気が冷やされて霧になる現象で、気温と表面水温の差が6℃以上になると現れると言われています。
私はまだどれもリアルで見たことはないですが、どちらも幻想的な素晴らしい景色だろうなと思いますし、一度はこの目で見てみたいと思います。
しかし、こういった特定の気象条件でしか見られない景色がいつ現れるのかわからないですよね。旅先がたまたまそういった特別な景色が見られるエリアだったとしても、その土地に詳しくないと、明日の天気がその発生条件になるのかわからないだろうと思います。
そこで、弊社のTNQL APIが役に立つんじゃないだろうか、と私は思うのです。
旅先にあったら嬉しい、特別な景色情報デジタルサイネージ
例えば旅先、泊まった旅館のロビーでこんなデジタルサイネージがあったらどうでしょう?
『明日気温がとても下がるから、〇〇へ行けば、ダイヤモンドダストが見られるかも!(しかも丁寧にアクセス情報まで書いてある!)』
私は嬉しくて絶対に予定を変更して見に行ってしまうと思いますし、そんなサイネージを設置しているこの旅館のサービスも最先端で素敵だな、と思います。
もちろんそんな特殊な景色の情報でなくても、ちょっと悲しいことですが、旅先で明日の天気が雨の予報になってしまったら、明日の予定は何をしようと悩みますよね。
そんなとき、
『明日は雨だけれど、屋内施設の〇〇は雨に濡れずにこんなふうに楽しめるよ!』
という情報があったらとても助かるなぁと思います。
そういった天気に合わせた情報コンテンツを表示することができるのが、弊社のTNQL APIです。
もちろん、こういったサービスやシステムを成り立たせるためには、サイネージを設置する旅館だけでなく、情報を提供してくれる各観光スポットなど、たくさんの協力が必要になってくると思いますが、それでも観光業界が団結したら、こういった面白い取り組みができるのではないでしょうか。
そしてそんな風に弊社のサービスが活かされて、自分の旅が更に楽しくなる日が来るのを密かに心待ちにしている、1ユーザーでした。
気象情報を活かすことで、発信できるコンテンツやサービスは広がります。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
写真展情報
会期:2022年4月22日(金)~28日(木)
会場:富士フォトギャラリー銀座
会期:2022年4月26日(火)~5月1日(日)
会場:Nine Gallery