9月も後半になり、朝晩はかなりすごしやすくなってきましたね。
わたしは犬の散歩が朝の日課なのですが、少し前までは朝の6時台でも日差しが痛いほどで、とにかくささっと済ますことが多かったです。
でもここ最近は7時過ぎでも暖かい日差しと気持ち良い北風があり、お散歩も気持ち良くなってきました。
今日も朝からとても良いお天気で、犬と一緒に気持ち良く歩いていたら、犬連れOKなテラス席があるカフェがモーニングを始めていました。
思わず食欲が湧いてきて、そのまま入店。テラス席で朝ごはんを食べて少し優雅な気持ちになりました。
屋外での食事、「食欲」が先か?「季節」が先か?
弊社ではご存じのとおり、気象データをビジネスに活かすお手伝いをさせていただいております。
わたしもこの業務に携わるようになって「この天気だから〇〇をしたくなるのかな?」「〇〇をしたくなるのはこの気温だからかな?」などと良く考えるようになりました。
今朝も気持ちの良い空気の中でトーストを齧っていたら、ふと「こんなふうに涼しくなってきたから外でご飯を食べようと思ったのかな?」などと疑問が湧いてきました。
昔から「食欲の秋」と言いますし、わたしも秋を感じたから、朝から食欲が湧いてきたんでしょうか?
でも暑い中でのバーベキューやビアガーデンも楽しいですよね。暑い季節×ビールの組み合わせが大好きな方は多いと思います。暑くても涼しくても、その時々で食べたいものが変わるにせよ、食欲が湧いてくるタイミングはそれぞれあります。
はたして屋外での食事をしたくなる気分って、食欲が先なんでしょうか?季節や気候、つまりお天気が先なんでしょうか?
そもそもなぜ「食欲の秋」なのか?
食欲の秋と言われる理由はいくつかあるようですが、よく言われているのが以下の5つです。
- 日照時間が短くなってセロトニンの分泌が少なくなるから。
→精神を安定させるセロトニン分泌を増やす為に、たくさん眠ったり食べたりする。 - 夏バテが解消されるから。
→涼しくなって夏バテで失われていた食欲が戻ってくる。 - 基礎代謝が上がるから。
→気温が下がると体温を維持する為に基礎代謝が上がり、その分を食べ物でエネルギー補充しようとする。 - 美味しい食材が増えるから。
→秋は、梨やぶどう、サンマに牡蠣に、さつまいも、松茸などなど……美味しい食べ物がたくさん出回っていて食べたくなる。 - 冬に備えて栄養を蓄えたいから。
→厳しい冬の寒さを乗り越える為に、秋のうちに栄養やエネルギーを蓄えるために食べる。
食べたくなるものは気温と湿度が関係している!
それぞれの理由を読むと、秋に食欲が増すと言われるのも納得です。
しかし「秋」と一口に言っても、日中はまだまだ暑いこのシーズン。これらの理由の中では、かろうじて「涼しくなって夏バテで失われていた食欲が戻ってくる」という理由が、朝晩の涼しさに当てはまるような気がします。そう考えると、食欲もその時の気温に左右されるのかもしれません。
色々と調べていくと、こんな記事を見つけました。
「飲食店ウイズコロナに新メニュー!決め手は気温と湿度」
飲食店専門情報サイト:店サポ.jp
これは飲食店に向けて「お店のメニューは気温や湿度に合わせていくのが良い」と解説している記事です。
確かに夏場の暑い時期は熱々のメニューは選ばれにくいかもしれません。 でもこの記事によると、8月はコンビニのおでんがよく売れるそうです。
なぜなら、空調の効いた施設にいるビジネスマンは、エアコンで体が冷えてしまい温かいものを欲するから。
確かに、冷えた身体にあたたかいおでん、美味しく感じますよね。
weathermarketing.netなら、食欲と天気が結び付けられる!
こういった情報を探っていくと、食欲というのはとても天気や気温、気候に左右されているのだろうと思います。
わたしが「BBQでビールを飲むのが美味しい!」と思ったり「日向のベンチに座ってランチしたい!」などと思ったりするのは、屋外で食べたら美味しく感じるだろうなぁ、という食欲。こんな風にお天気や気候によって結びついているんですね。
また、屋外だと温度や湿度だけでなく、南風や北風のあるなしでも、「屋外で何かを食べたくなる条件」というのが変わってくるような気がします。
こうなってくると、気温や湿度が何度で風速が何メートルの時に、屋外で食事をしたくなるのか?などと、今度は具体的な数字が気になってきました。
実は、そういったことまで検証可能にするのが、弊社の開発したweathermarketing.netなんです。
もちろん、わたしが今回興味を持った”屋外で食事をしたくなるお天気”は、なかなか事例とは結びつかないレアなケースです。
ですが、天気に合わせて広告を配信したいと相談にいらっしゃるお客様には、このような感じで実際のお客様の商品やサービスに基づいて天気条件を検討、シナリオをご用意してご説明、ご相談に乗っています。
どのような気象条件でより良い広告効果が出るのだろうとお悩みの皆様、是非一度、お気軽にご相談ください。