2024.05.08 | コラム

ゴールデンウィークは全国的にお天気にも恵まれた地域も多く、店舗・施設を運営される方々は、毎日、忙しく過ごされたこと思います。一方、これから7月の海の日までは連休もなく、梅雨シーズンに入ると雨で客足が鈍る日も増えそうですね。

これまで店舗や施設への集客手法といえば、折込チラシやポスティングが主流でしたが、デジタル技術の進化により、集客手段の選択肢も増えています。本ブログでは、弊社の最新ソリューションもご紹介しながら、店舗や施設への集客手法について整理してみたいと思います。

集客したい時だけ配信できるデジタルチラシ

折込チラシとポスティングの限界

従来の折込チラシやポスティングは、一定の効果をもたらすことは確かです。しかし、紙代や印刷費の高騰、配布コストの問題に加え、新聞を購読する世帯の減少や集合住宅におけるセキュリティの強化により、折込チラシやポスティングではリーチできない世帯も増えています。

一方で、多くの消費者が情報をデジタルで取得する今日、オンラインでのプレゼンスを高めることで、商圏内にいる多くの見顧客にアプローチすることが可能です。また、デジタルマーケティングには、ターゲットを細かく設定し、そのニーズに合わせた情報を提供できるといったメリットもあり、こうした手法を組みあわせて活用することで効率的・効果的な集客が可能となります。

オンラインプレゼンスを高めるには
(1) ウェブサイトの構築
店舗のオンラインプレゼンスを強化する最初のステップは、魅力的なウェブサイトの構築です。ユーザー視点で情報がわかりやすく整理されたサイトは、見込客に来店・利用を促すことにつながる一方、Googleビジネスプロフィールの登録をしっかり行うことなどで、検索結果やマップ上でのプレゼンスを確保し、見込客の来店・来訪につなげることができます

(2) ソーシャルメディアの活用
ソーシャルメディアも、顧客と直接コミュニケーションを取るための強力なツールです。Facebook、Instagram、Twitterなどのプラットフォームを活用して、店舗や施設の新しいプロモーションや特別なイベントを定期的に更新しましょう。また、フォロワーと積極的に交流することで、繰り返し来店・利用してくれるファンを増やせるかもしれません。

(3) コンテンツマーケティング
自社の店舗・施設を利用する可能性のある見込客の関心やニーズに応じた記事や情報を提供するコンテンツマーケティングは、特に自然検索からのトラフィックの獲得に効果を発揮します。「見込客が知りたいこと」を先取りした情報を提供することで、そうした情報を探している人の検索結果に貴社のサイトを表示させ、来店や利用につなげることが可能です。

ルグランのコンテンツマーケティングサービス・事例についてはこちらもご覧ください。

デジタルチラシという選択肢

デジタルチラシは、いわば折込チラシのデジタル版ではありますが、単に紙のチラシをPDFなどでデジタル化するのではなく、デジタルならではの特性を理解して活用することで、より高い効果が期待できます。

(1) デジタルチラシのデザイン
デジタルチラシのデザインは、チラシへの反応を高める上で重要な要素です。伝えたい情報が明確に整理された分かりやすいレイアウトを心がけましょう。色使いはターゲットの注意を引きつつも、ブランドのイメージに合わせることも重要です。また、店舗や施設周辺のお天気にあわせてメッセージを変えることも、反応を高める上で有効な方法です。弊社の実績では、広告のメッセージをお天気にあわせて変えるだけで、クリック率が50%〜70%も改善することが確認されています。

天気にあわせた広告イメージ例

(2) ターゲットに合わせたコンテンツの作成
デジタルチラシの良いところは、配信するターゲットを属性や興味・関心などにもとづいて設定でき、さらに紙や印刷にかかる費用を気にせず、ターゲット層のニーズや興味にもとづいてコンテンツも変えられる点です。複数のターゲット像(e.g. 性別・年齢別・家族構成別など)が想定される場合は、それぞれに合ったメッセージやオファーを呈示したり、デジタルチラシへの反応をみながらデザインやメッセージを見直すことでPDCAを行ったりできることもデジタルチラシの大きなメリットです。

(3) 配布エリアとタイミングの最適化
デジタルチラシの配布は、エリアとタイミングが成功のカギです。自社の集客ニーズやキャンペーン実施のタイミングはもとより、商圏内でのイベントや祝日、季節の行事に合わせて配布計画を立てると効果的です。また、弊社サービス weathermarketing.net ® を活用頂くことで、店舗や施設の周辺が雨で、客足が減りそうなタイミングを狙ってデジタルチラシを配布したり、「雨の日サービス」をアピールしたメッセージに切り替えることも可能です。

折込チラシやポスティングには、多くの情報を同時に見せたり、手に取ってゆっくり見てもらえたりできるというメリットがあります。なので、折込チラシかデジタルかという二者択一ではなく、ウェブサイトの活用やソーシャルメディア・コンテンツマーケティングなど、様々なデジタルマーケティングの施策を組み合わせて活用することで、店舗や施設への集客効果を最大化することができます。

デジタルを活用した店舗・施設への集客戦略を考えたいが、どこから手をつけて良いかわからないという場合も、ルグランなら、戦略の企画・設計からトータルでお手伝いが可能です。いつでも、お気軽にご相談ください。

なお、天気にあわせた配信も可能なデジタルチラシの詳細についてご興味のある方は、こちらのページもあわせてご覧ください。



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