2021.09.24 | コラム

このブログでもお知らせしていますが、弊社では、今般、Google(検索・ディスプレイ)・Facebook・Instagramなどに、気象条件に連動した広告を配信できるツールweathermarketing.net の提供を開始しており、多くの広告主様・広告会社様よりお問い合わせ、お申込みを頂いております。

 

そこで本日は、このツールを使って、実際に広告を配信した結果について、1つ事例をご紹介したいと思います。

広告を配信したのは大人の女性から高い支持を得ているブランド「ADORE」。

こちらのブランドでは、汗をかくことが多くなる夏に向けて、上質な素材でありながら、家でも気軽に洗えて、繰り返し着ることができる「ウォッシャブル」なアイテムを展開するにあたり、Googleにおいて、気象に連動したディスプレイ広告の配信を行いました。(効果の比較・検証のため、気象に連動しないキャンペーンも並行して実施)

広告は7月中旬〜8月末まで、全国に向けて配信しましたが、気象連動型のキャンペーンにおいては、以下の配信条件を設定しました。

7月: 前後3時間の湿度が70%以上の場合に広告を配信
8月: 前後3時間の気温が30°C以上の場合に広告を配信

ここでの条件設定のポイントは「汗をかきやすい気象条件をどう定義するか」ということになりますが、7月はまだ気温が30°Cを超えない時間帯も多くある一方で、気温が25°Cを超えるあたりからは、湿度が高いと体感温度も上がり、汗をかきやすくなることを考慮し、「湿度」による配信条件を設定しました。一方、8月に入ると、朝夕でも気温が30°Cを超えることは珍しくなく、湿度が低くても、汗をかきやすい気候になるため、配信条件設定に使用する気象条件を「気温」に変更しました。

以下は、気象に連動しないキャンペーンの配信結果を100として、気象連動あり・なしを比較したものです。


両者の配信量はほぼ同じですが、気象に連動しない場合に比べて、気象に連動した広告のコンバージョン率は約2.7倍高く、この結果、獲得したコンバージョン数は約2.9倍となる一方、コンバージョンの獲得単価(CPA)は、気象に連動しない場合の約半分と、費用対効果には大きな違いが出ました。

ちなみにADOREとは、本年初めに、冬物のコートに関する広告配信についても、同様の比較・検証を行いましたが、この際も、気象に連動しない場合に比べて、気象に連動した広告のコンバージョン率は約3.4倍高い、という同様の結果が出ています。

一方、今回、クリック率については、両者で大きな差がありませんでしたが、これは、両者ともバナーのイメージには同じ画像を使用したことによるものと思われます。なお、今後実施する秋物アイテムに関する広告では、気象連動の有無によって、バナーのイメージも変えて効果を検証する予定です。

他にも、ホテルや宅配クリーニングといったアパレル以外の業種・業界においても、気象連動型広告の運用が始まる予定ですので、またその結果についても、折に触れてご紹介をしていきたいと思います。

このブログを読んで、気象に連動した広告の配信を検討してみたいと思われた方は、こちらのサイトより、お問い合わせください。



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