『広告』に良い印象に思っていない人が増えてきているという調査記事を目にすることが増えています。そして、私自身も広告に対して、不快感を感じることが多々あります。
携帯で何かを検索すると、全く関心がなかったり、見ていて気分が悪くなったり、思わず目を背けてしまう広告がでてくるたびに、不快になります。
とくに、最近では子供も携帯やタブレットを気軽に使います。スイッチなどのゲーム機でもYoutubeが見れますし、とてもじゃないけど、子供があやまって見てしまわないかハラハラします。(設定したとしても!)
そんななか、Xに最近不思議なことが起こり始めていることをご存知でしたか?
今月上旬にXに新たな種類の広告のようなものが出現していることをニュースサイト「Mashable」が報じました。
その広告には一般的な投稿にあるハンドル名やユーザー名がなく、一見すると普通の投稿と同じように見えます。そして本文に表示されている画像の縮小版がアバターとして使用されている。右上には「広告」の表示はなく、広告主について知ろうと思ってもクリックできません。
このXによる新しい広告のインターフェイスは、単なる迷惑以上の存在かもしれない。違法の可能性があるらしいのです。
米連邦取引委員会(FTC)法の第5条では、企業による欺瞞的な広告行為を禁じています。
つまり、広告かどうかを消費者がきちんと理解できなくてはならない。ソーシャルメディアにネイティブ広告(プラットフォームのコンテンツのように見せかけた広告)を出す場合は、それが広告であることをはっきりと示さなくてはならないのです。
そして10/26に、こんな記事が、こちら
原文ママ:
なんとメディア調査会社COMvergencによると、イービクイティは、世界の広告支出額上位100社のうち70社と取引があるが、それらのクライントのうち2023年9月にXに広告を出稿したのはわずか2社だけだったという。マスクが2022年10月にTwitterを買収する以前の同年9月には31社だったが、そこから減少したことになる。それ以降、Xに広告を出稿するイービクイティのクライアント数は着実に減少していることがデータから見て取れる。
マスクは2023年4月の時点で「ほとんどすべての」広告主が戻ってきた、あるいは戻ってくる見込みだと語っていたが、9月になると、アメリカにおけるXの広告収入は60%減少したと述べている。
これでは、どんどん広告の印象が悪くなってしまうばかりです。
いかに、広告は企業の都合ではなく、消費者視点に立ち、より良い生活になるように考えていくべきかがとても大切です。
ルグランでは、自分勝手な広告ではなく、必要なタイミングで必要な広告を配信、企業のブランディング向上も目的としています。
より良い企業のありかたと、消費者への寄り添い、そして売上向上にむけたサービス『weathermarketing.net』についてはこちらから。
サービスについてだけでなく、企業のブランディング向上についてのご相談も受けつけています。
また、弊社は定期的に無料セミナーも実施しています。
今回、11月7日(火)に行うセミナーでは、アドテクノロジーの進化と、世界が注目する気象データを活用して企業からの一方的な広告ではなく、消費者へ寄り添うコミュニケーションのつくりかたについて、弊社の三浦よりお話しいたします。
毎回セミナーではQ&Aコーナーもあります。質問/発言もコメントで行いますので、どうぞお気軽にご参加ください。(参加者様のカメラもオフになっております。)
<開催概要>
開催日:2023年11月7日(火)11:30~12:15
参加費:無料
視聴方法:Zoomでのオンライン配信
詳細・無料お申し込みはこちらから