シリーズでお送りしておりました「オフィスを飛び出せ!ワークショップ」企画第一回目の居酒屋編は今回がいよいよ最終回となりました。 みなさま大変お待たせしました。
待たれていない方も、どうか記念すべき第一回目の最終報告を、ひとつ優しい気持ちで読み進めてくださいませ。
まずは、ワークショップを行わせていただいた「土間土間」「和民」「庄や」の3つの居酒屋のアプリをチャートで比較するところから始まります。
それぞれのアプリの持つ機能を、UXの観点から評価し、その結果をまとめてみました。
「✖︎」その機能自体を搭載していない
「△」搭載しているけれども十分にそコンテンツが生きていない
「○」その機能を搭載していてかつ優れたUI/UXが提供されている
「◎」特に優れているUI/UXが提供されている
それではいよいよ実際にチャートを見てみましょう。
このチャートを見ると、どこの居酒屋さんも搭載している機能と、していない機能があり、かつ、それぞれで力を入れている項目が違うことがわかります。
(考察)
土間土間・・多くの機能を網羅していて、それぞれは使いづらくはないが、予約の機能がアプリ内にはなく、モバイルに飛ばされてしまい、かつ全体的には、モバイルサイトの延長といった仕上がりになっている。
庄や・・トップ画面は綺麗で見やすく、庄やという居酒屋のカラーが出ており、うまく他社との差別化ができている。 しかし、他社にある項目がなかったり、すぐにWEBサイトに飛ばされてしまう箇所がある。
和民・・クーポンやポイントの代わりに会員証という機能があり、そこで会員になると、キャンペーンや限定メニューを選択することができる。また、インバウンドに向けての英語・中国語のサイトも用意している。記事コンテンツも充実している。
次に、今回のワークショップを通し、作成したエクスペリエンスマップを掲載します。
前回の記事にも書かせていただきましたが、今回のワークショップを通じて、身近な居酒屋から若者が離れて行く原因が見えてきました。
そこにはやはり若者の「インサイト」があり、それに耳を傾けることが若者離れを解決するための鍵となりそうです。
そして、今回のような実際にユーザーの声を聞いて進めてゆくワークショップの中で、浮き彫りになったopportunityをベースに、若者の真の「インサイト」に訴求できる施策を打ち出して、そこから抽出された課題を解決してゆくというPDCAが必須となります。
もちろんアプリのUXの改善や、さらにはアプリの存在が不可欠な場合があります。
ルグランでは、エクスペリエンスマップを起点にサービスやサイト・アプリのUXを見直すお手伝いをしています。にご興味がおあり是非、三澤までお問合せください。
はい!
ということで、「第一回 オフィスを飛び出せ!真のUXはそこにある!~居酒屋編~」は締めさせていただきます。
すでに第二回のワークショップに向けて動き出しておりますのでそちらもぜひお楽しみに!参加希望の方も、どしどしご連絡下さい。
*第二回は6月下旬に開催予定です。
それではまたお会いしましょう。