2016.12.01 | UX

こんにちは!

私はルグランのスタッフの仲間入りをして半年、2人の子供を育てる主婦です。

ルグランで毎週金曜日に行っているブレックファーストミーティングでは、仕事の話だけでなく様々な話題が上がりますが、先日は空港でのショッピングの話から限定商品って本当に限定なのかという話で盛り上がりました。

店頭やWebサイトで出会った商品が〇〇限定と知って、多少なりとも心を動かされたことがある方は少なくないと思います。今日から12月に入り、クリスマス限定商品などを目にする機会も増えてきています。
かくいう私も、いわゆる流行りものや『新商品』・『限定品』という響きにめっぽう弱く、学生の頃はアルバイトのお給料日が来ると、 早速買い物に行っていたことを思い出します。
そしてつい先日も、某コーヒーショップで発売されたプリンが美味しいが人気でなかなか買えないと聞いて、気になって店舗に走ったのですが、噂通り売り切れで買うことができず、ますます手に入れたい!!と購入意欲が高まり、後日何店舗か回り、ようやく購入できました。

さて、以下のグラフは、株式会社バルクというリサーチ会社が、男女1,056人に行った『限定品を買ったことがあるか』というアンケートに対する回答結果です。

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全体的に購入経験がある人が多く、意外にどの年代も男女で結果に差がほとんどないことが分かります。

次に、外国人の友人から日本には限定がつく商品が多いと言われたことがあるのを思い出し、そもそも、日本人がなぜ限定という響きに弱いのか気になって少し調べて見ました。すると、大きく分けて以下の2つの理由が挙がっていました。

1.島国である日本は単一民族であり、長い間鎖国していたという歴史もあり、日本人だけという暮らしに慣れていた。そこで、人が持っていないものを所有したいという 「自己顕示欲」やマニアであることを自負し、全てを手に入れたいという「自己満足感」が生まれやすい環境にある。単一民族のため、集団で過ごすことの多い日本人は、その中でも目立ったり、人が持っていない物を欲しがる傾向にある。

2.日本には四季がある為、季節毎の旬のものを商品に効果的に取り入れることができるという要因がある。例えば、春には桜、秋にはカボチャや栗を使ったお菓子が発売されたり、と日本人は、昔から移ろう季節を楽しむ物を口にする文化があった。

いかがでしょうか?どうして限定品が気になってしまうのか、あなたが共感できるところはあったでしょうか。

ルグランでは、「エクスペリエンスマップ」をクライアントと共に作成し、ユーザーの求めるエクスペリエンスを徹底的に分析、Opportunityに繋げる手法を取っています。ユーザーの購入意欲を高めるUXを是非一緒に考えてみませんか?



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