2017.07.20 | コラム

梅雨も明け、いよいよ夏本番になってきました。
日本の夏の風物詩といえば、花火がありますね。皆さまの中にも花火大会に行く予定を立てている方が多いのではないでしょうか?

花火は最強のコンテンツ?!
文頭にも書いたように、夏になると誰しもが思い出すであろう花火。大小さまざまな花火大会があり、大きい花火大会には、100万人を超える動員があると言われています。
一つのコンテンツで、同じ場所に数万〜数十万人を集めて同じコンテンツで楽しませるイベントは他にはなかなかありません。
例えば、有名アーティストが武道館でコンサートをやっても会場などの制限から数万人が限界です。
これだけニーズが多様化し、エンターテイメントの幅が広がった現代においても、変わらずに愛される花火はやはりすごいコンテンツですよね。

 

気になる経済効果
花火大会に行ったことがある方は多いと思いますが、花火を見るのにお金を支払ったことはありますか?
もちろん花火が良く見える有料席を設けている花火大会も多くなっているので、そういった席を購入する場合もあるかと思います。 しかし、多くの方は花火大会に行くのにお金を払ってみる経験はあまりないかと思います。
そうなるとあの花火大会の運営について少し気になります。
花火大会の多くは、その開催地域の自治体や団体が主催しているケースが多いです。加えて、企業や個人の協賛により運営されています。

花火大会を開催するにあたって必要とされるお金は、規模によりますが、数万発の花火を打ち上げる大きな花火大会では、運営費で約1~2億円かかるとされています。運営費でそれだけの金額がかかるにもかかわらず、無料・・収益イベントとして考えたら大変なことになります。
しかし花火大会の狙いは、動員による地域経済の活性化です。例えば約60万人を動員した大阪の花火大会では、近畿地域の経済効果は100億円以上にも昇るというレポートも出ています。

花火大会の今後
一つのコンテンツで多くの人を呼べる花火大会。とても魅力的なコンテンツである一方、地方の税収の減少や企業協賛の減少により、年々運営が難しくなっているという声も聞こえます。
地方においては花火大会というコンテンツは地域活性化の有力コンテンツです。
しかし、そこに頼りきりというわけにもいきません。例えばVRなどテクノロジーが進化してくれば、バーチャル花火大会というものができて、地方に行かなくても花火を見ることが可能になるかもしれません。

地方には花火以外にも大きな魅力があります。
その魅力を最大限活用し、多くの人に知ってもらうことで地方活性化の活路を見いだすことができます。
ルグランでは、その地方にとって、より良い方法で地域のブランディングや活性化のお手伝いをさせていただきます。
ルグランと一緒に地方の魅力を日本・世界へ伝えていきましょう。



Back to Blog Top