2017.03.30 | コラム

3月の中旬、駒沢オリンピック公園で行われたパラ駅伝を観戦してきました。青空が広がる下、1周約2.5キロを計8周、様々な障害を持ったランナーや健常者が走るパラ駅伝。トラック内を周回する駅伝観戦は初めてでしたので、どの様な雰囲気になるのか少々不安でもありました。
いざ、スタートすると、その不安もどこかへ。走者の息づかいアクシデント等、目の当たりにすると、自然と声援に力が入ってしまい、常に声を上げ続けハリセン(応援用に配布されたもの)をたたき続けていました。競技者の方々は真剣、一方、観戦者である私は、その姿を夢中になって応援しつつも応援自体を楽しんでいました。…大声を出すこと自体が久しぶりであり、私自身の気持ちのリフレッシュにもなったように思います。

 2020年、約3年後には、東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。この世界的イベントですが、日本のパラリンピック認知度が、まだまだ低く観戦する機会も少ないということです。そんな状況の中、様々なアーティストを招待し、多くの年代に知ってもらうという今回のイベントでは、「一緒にたのしみませんか?」というメッセージが隠れているように感じました。

応援に夢中になっている自分を振り返ると「楽しかった。」という感想が最初に出てきます。何が…と問われると、やはり応援することが…と自分本位ではありますが、応援することを楽しめた。この体験はネットを通じて伝えられ、友人達とも共有することで「そんなに楽しいなら…」と興味を持って下さる方もでてくるかもしれません。一緒に楽しむ輪が広がっていく事が、認知度を高めていく手段の一つとなっているように感じます。

企業においても、「我が社は、こんなことしています」と、自社サービスや商品を紹介することだけでなく、一緒に楽しむ仕組みを加えることで、認知度アップに繋がる可能性があるのではないでしょうか?


そんな施策をルグランと一緒に考えてみませんか?



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