2019.04.15 | ソーシャル

来月には母の日、6月には父の日がやってきます。そろそろ今年は何をプレゼントするか、考え始めている方も多いのではないでしょうか?私はここ数年、母の日と父の日をまとめてお祝いしています。両親が一緒に時間を過ごせるよう、食事券をプレゼントします。

さて、父の日は母の日に比べ、少し地味なイメージがある気がします。この二つのイベントについて、ソーシャルメディア上ではどんな違いが見られるのでしょうか?昨年の母の日と父の日に関する投稿を、クチコミ@係長を使って調べてみました。

【条件】
基本キーワード: (“母の日”)、 (“父の日”)
分析期間:2018/01/01〜2018/12/31

1. 投稿数

当然ながら、母の日と父の日を中心として、スパイクがみられました。投稿の総数を見ると、父の日の投稿に比べ、母の日の投稿数は約32%多かったです。母の日よりも歴史の浅い父の日は、市場規模が小さいと言われていますので、投稿数が少ないのも当然なのかもしれません。

2.投稿者属性

父の日に関する投稿を行った人の67%が男性、そして年代別だと約62%が40代という結果でした。これはニッカウヰスキーがツイッターで配信した、オリジナルグラスが当たる「#父の日はブラックニッカで乾杯」フォロー&RTキャンペーンが拡散したことによって起きました。

3.プラットフォーム

母の日、父の日共に、ブログでの投稿が約65%を占めていました。ブログの内容の多くは母の日、父の日向けのギフトの紹介です。ツイッターでは企業のオフィシャルアカウントが母の日や父の日向けのキャンペーンを行い、リツイートされるという傾向が見られた他、オーガニックなツイートだと、プレゼントをあげる(あげた)側、もらう(もらった)側が、自らの母の日・父の日の経験をツイートしているケースが多かったです。

分析のまとめ

・母の日に関する投稿数は、父の日に関する投稿数に比べ3割多い。
・ニッカウヰスキーの父の日キャンペーンが拡散されたことによって、父の日に関する投稿は男性、40代の発信者が多い。
・母の日、父の日のツイートの傾向として、企業の公式アカウントが行うキャンペーンに加え、プレゼントをあげる(あげた)側、もらう(もらった)など自らの母の日・父の日に関する投稿が見られる。
・ブログは母の日、父の日向けのギフトの紹介が多数。

ルグランではクチコミデータを定量的・定性的に分析いたします。消費者インサイトを把握したいという方はぜひ一度、ルグランにご相談ください。



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