2019.03.19 | UX

皆さん初めまして、3月よりルグランに入社した新人、齊藤と申します。まずは簡単な自己紹介をさせていただきます。生まれは秋田県ですが、父親の仕事の関係で、高校まで全国各地(6府県)を転々としてきました。大学時代は京都で過ごし、就職を機に上京してきました。

趣味はサッカー観戦とゲーム。休日は家で海外サッカーを見るか、友達とオンラインゲームで遊んでいるので、どちらかといえばインドア派です。最近はUEFAチャンピオンズリーグのベスト8の組み合わせが決まり、ますますサッカー観戦が楽しい時期になってきました。

 

そんなサッカーにちなんで今回は私の使っているアプリ「DAZN(ダゾーン)」を様々な角度から見ていきたいと思います。そもそも皆さんはDAZNをご存知でしょうか。DAZNはあらゆるスポーツを年間10,000試合以上見ることができる動画配信サービスです。サッカーを視聴するならDAZNと言われるほど、放映権のほとんどをDAZNが握っています。Jリーグ(J1・J2・J3)の全試合に加えて欧州主要リーグやUEFAチャンピオンズリーグとUEFAヨーロッパリーグを独占しています。

これまでスカパーやWOWOWが放映していた枠がすべてDAZNに一極集中している状況なので、ユーザーにとってこれほど嬉しいことはないでしょう。サッカーファンにはもちろんのこと、その他スポーツファンの方にとってもDAZNはマストアイテムと言えます。

次に弊社のビジネス領域でもあるアプリのUI/UXという観点からもDAZNを見ていきたいと思います。まずUIですが、無難なデザインで使いやすいです。見たい試合をジャンル別に表示したり、番組表から今週はどのような試合があるのかということをスムーズに確認できます。半年ほど使っていて操作に困ったことはなかったので、私の経験上から調べなくても直感的に操作できるシンプルなデザインであると言えます。UIは目新しさやデザイン性を重視しすぎると肝心の機能性が損なわれてしまう傾向にあります。その点、DAZNのUIは他の動画配信アプリと比較しても特にこれといった特徴がありません。

動画配信サービスとしては文句のないDAZNですが、個人的にはUIに新しいデザインを取り入れたほうが更に使いたくなるアプリになるのではないかと思います。私は新鮮なUIを使っていると気分が少し上がります。これまであまり経験のないスタイリッシュな画面を操作すると、操作自体は同じでも、なんだか楽しく感じるのです。動画配信アプリは動画のサムネイルを四角形で表示させるという性質上、画面内が四角形で埋め尽くされがちです。ユーザーの目を飽きさせないために丸いアイコンなどを導入するとより見栄えが良くなるのではないかと考えています。

そして肝心のUXですが、ここに関しては非常に満足度が高いです。先述の豊富なコンテンツに加え、安定した高画質の動画配信。オンライン上で視聴する動画サービスはサーバーが込み合うと画質が低下したり、最悪動画をロードできなくなるなどの現象がよくありますが、DAZNはそのような不具合を大幅に改善してきました。自宅などの安定したネット環境下ならば映像が乱れることはありません。そしてスマホ利用者にとって何よりも嬉しい機能が通信料節約視聴モード。外出先での動画視聴はどうしても通信量が気になりがちですが、DAZNなら画質等の劣化をさせることで通信料を従来の7分の1に抑えられます。新幹線やバスの長時間での移動で視聴する際に、この機能は私にとって大いに助かりました。用途によって使い分けできるこの機能の存在はDAZNの気が利く点であると思います。

以上のことからDAZNの例を見てみると、一つひとつの小さい気遣いが製品・サービスの向上につながっていることが理解できます。そしてそれは簡単に見えて実はとても難しいことです。このブログを読んでいる方で自社サービスのUI/UXにお困りの方がいらっしゃいましたら、ルグランにご相談下さい。



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