2020.05.15 | コラム

コロナウイルスの感染者数が減少していることなどを踏まえて、一部都道府県では緊急事態宣言解除の動きが見られるなど、少しずつ復調の兆しが見えてきた日本国内ではありますが、東京を含む都市圏ではまだまだ油断できない状況下にあります。弊社では3月下旬ごろより全社員がリモートワークを実施しておりますが、もうしばらく今の体制を継続することが想定されます。

外出自粛が求められる状況の中、学校の授業や企業のセミナー、打ち合わせがオンライン上で頻繁に行われるようになりました。コロナ禍をきっかけにオンライン会議システムの便利さに気づいた方も多いと思います。本記事では、オンライン上で実施するセミナーとMA(マーケティングオートメーション)を活用したCRMについて考察していきます。

ウェビナー(Web上でのセミナー)はオフラインイベントとは異なったメリットが複数存在します。準備・移動費用の削減や、参加者と開催者のコミュニケーションの円滑化など、オンラインならではの様々なメリットが挙げられます。中でも特徴的なのはMAと連携させることで、これまで一部手作業で行っていた業務を大幅に改善できる点です。通常、オフラインでイベントを実施した場合、参加者の情報管理をする作業(名刺の整理・登録や参加者リストの整理、データ出力など)が発生します。CRM(顧客関係管理)は売上の拡大や収益性の向上を目指す重要な手法ですが、大規模なイベントになればなるほど相応の時間がかかります。

これらの一連の作業はウェビナーツールとMAを連携させることで、すべて自動化させることが可能になります。ウェビナー参加時に入力した情報がそのままMAに顧客リストとして抽出され、多数のチャネルから自動で案内を送ることが可能となります。ツールを連携することで、イベントの企画からCRMまでの工数を大幅に短縮できます。担当者1人で数万人規模のウェビナー企画を3日、参加者へのフォローを1日で終わらせた事例も複数存在することから、その効果は大きいことが伺えます。

頻繁に自社でイベントを開催される企業のご担当者様は、これをきっかけにウェビナーの企画及びMAの導入を検討してみてはいかがでしょうか。その際は是非お気軽にルグランへご相談ください。



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