2022.01.21 | コラム

今でも国民的に大人気のドラえもん、国内だけでなく、海外でも人気で、ドラえもんの秘密道具で何が欲しいかとよく子供の時に話しました。
私が子供の頃は、人気トップ2のどこでもドアやタケコプターではなく、意外にもほんやくコンニャク、暗記パンなどが欲しかったことを覚えています。
その中でも、私は「テレビとりもち」が欲しかったことを、思い出しました。

「テレビとりもち」とは、テレビにうつったものは、物だけでなく、人でも何でも取り出せるという道具です。 例えば、テレビに出ている美味しい料理が出て、レポーターの人が美味しさをテレビを見ている私たちに分かりやすいように伝えてくれますが、全く未知の食べ物だと、想像もできない味の場合、この「テレビとりもち」の道具があれば。。とつい想像してしまいます。 最近、うつったものは取り出せませんが、なんと味見ができる画面が発明されたことをご存知でしたか? しかも、この開発は日本の明治大学・宮下研究室で行われ、その名前は「味わうテレビ」(A lick-able screen) 。

公開されているYouTubeを見ると、研究者たちは、さまざまな飲食品を混ぜ合わせ、センサーを使用して味をチェックしています。そして回転するプラスチックシートに味を再現したものをスプレーで吹きかけました。
味を再現するスプレーは、酸味・苦味・甘味・塩見・うま味の五味を基本とし、アルコールの場合はアルコール濃度計で酒類も再現、辛味も表現可能とのこと。またフレーバーも使用して香りも再現できるようです。

スプレーされたシートを1回舐めてみる、画面にうつった飲食品を味見できます。

味わったシートは破棄され、衛生面もカバーしているそうです。

明治大学の宮下芳明教授は、「このデバイスは、料理人やソムリエを遠隔トレーニングするためにも使用でき、そして、コロナで海外旅行に気軽に行けない今、世界中のレストランの料理を自宅で味わう体験ができるように」という考えで開発したそうです。
塩分・糖分量チェックも可能なので、健康的な食事を助けるツールとしても利用できるようです。

もし、この技術が商業用に展開すると、味わう「味わうテレビ」(A lick-able screen) は875ドル、およそ10万円になるとみています。

今では当たり前のように使用されているQRコードや絵文字、どちらも日本で作成されたもので、未来を創っています。
私が子供の時に夢みていた物が現実になっている。
まさに夢のような瞬間に私たちは立ち会えています。

コロナでの逆境でも、柔軟に立ち向かい、新たな技術が開発でき、以前と同じように笑顔で過ごすことができる日々も近くなってきたかもしれません。

このような素晴らしい技術やサービスもマーケティング次第。
今まさに、気候と広告を連動できるサービスが大注目を浴びています。

寒くなってきたら鍋が食べたくなり、暑くなってきたら冷たいビールが飲みたくなる。
人の心理は自然と気候によって変化します。
本サービスが気になる方はこちらを、お話をしてみたい方は、こちらからお問合せください。

 



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