新型コロナウイルス感染症の国内確認から3年たちました。
そして私たちの日常に溶け込んだマスク。日本人の私たちはマスクをすることに抵抗なく、すんなり受け入れられましたね。
屋外では季節を問わず、マスクの着用は原則不要です。と厚生労働省が発表した今でも、街を歩けば殆どの人々はマスクを着用しています。(今の季節は、インフルエンザ予防のために着用している可能性もあると思いますが)
まだ、屋外でもマスクを外している大人が少ないなか、岸田文雄首相は20日、原則として今春に季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に引き下げる考えを明らかにしました。それによって、マスクの着用は、屋外だけでなく、屋内でも原則求めない方向で検討するとのこと。
現在、屋内では距離が確保でき、会話をほとんど行わない場合をのぞき、マスクの着用が必要となっています。(お店によっては、基本食事以外はマスク着用をお願いしているところもあります)
欧州はかなり早い段階から、マスクの着用は義務になっておらず、ワクチンを3回接種している場合はマスクをせず生活していました。そして、今年の30日から、韓国でも感染者数が減少傾向にあることで、屋内でのマスク着用義務が緩和されることになるようです。
(参考元)
続いて、日本もようやく屋内でのマスク着用義務が緩和されるという報道に、動揺している人も多いのではないでしょうか?
それは、コロナの感染を恐れているだけではなく、他の理由があります。
もうご存知と思いますが、近頃の学生、新社会人は、同級生・同僚・上司・部下の顔がわからないという人がとても多いです。
コロナ感染者数がピークを迎えていた頃の卒業アルバムの写真は全員マスク!なんていう学生も。。また、イベントも中止になり、全く写真が足りず、当時の学生たちはフェイスシールドをデコっていたことが唯一の思い出というエピソードも。
そして、自分の顔を見られることに抵抗を感じる人も多いそうです。
外したときに「そんな顔しているんだ」と思われることも恥ずかしいと思う学生もいるとのこと。これは学生に限らず、マスクをしたまま就職した社会人も感じるようです。
また、マスクを外すことにより、口元で表れる感情を相手に知られるのが恥ずかしく、上手にコミュニケーションをとれないと思う人もいるようです。
以前にもこちらのコラムでも紹介しましたが、とくに日本人は相手に自分の気持ちをストレートに表すことに抵抗を感じる人が多いと思います。
それは、言い換えれば優しい、礼儀正しいですが、逆に相手とうまくコミュニケーションをとることが難しく、距離を保ってしまうということです。
冒頭でもあった、日本人にとって馴染みのあるマスク、というのは本来、咳をしてしまって相手に不快な思いをさせないようにする日本人の配慮です。そして、風邪などをひかないようにする、予防として、特に今のような季節に使用することがコロナよりも前に多くありました。
マスク着用の緩和が正式に発表されたら、少しづつでも、マスク着用の機会を減らし、今までのようなオンラインでなく、直接人と人が会って、笑って話せるようになりたいと願っています。
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