2017.02.10 | UX

こんにちは!
ルグランでインターンをしている筑波大学4年の小山田です。
本日は、人工知能による自動彩色の話です。

「人工知能って?」というシリーズでブログを投稿して、3回目です。
バックナンバーは、こちら。 part1 , part2 

3回目となる今回は自動彩色システムのお話です。
こちらのサイトで、実際に利用ができます。
このシステムでは下の画像のような線画に色を自動でつけてくれます。

0210ksk1

実際に利用してみた結果が、こちら。

0210ksk2

なんだか味のある感じになりました。
Twitterでハッシュタグ「#PaintsChainer」で検索すると、色々な人が利用した結果が出て来ます。私の結果よりも綺麗に彩色できている結果もいっぱいあるので是非確認してみてください。全く色に関する情報を与えなくても色付けしてくれますが、ある程度付けたい色について教えてあげるとより綺麗に色がつきます。線が濃い画像の方がうまく塗れると思います。この影響でイラストレーターが必要なくなるとは思いませんが、仕事の負担は減りそうですね。

こちらで実際に中で行なっていることがわかるかと思います。簡潔に説明すると、線画を色付き画像目指して変換するようなことをしています。本当は色々工夫されていますが、詳細は割愛します。なので色々な設定に応用ができるかなと思います。例えば、webページのワイヤーフレームから実際のwebページのようなデザインを作るとか・・・。完璧なデザインとまではいかなくても、それっぽいものが出てくるとデザイナーの負担がかなり減少すると思います。ただワイヤーフレームと実際のwebページについて大量のデータがないとうまくいかなそうですが・・・。

part2の記事ではファッションECで活躍する人工知能を用いたシステムについて紹介しましたが、デザインなどの明確に何が良いかと定義し難い分野で人工知能が発展していくのは個人的には興味深いです。これからもこういった分野での人工知能の発展に注目したいと思います。



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