2022.07.29 | コラム

天気が変わる。気分も変わる。

例年より早い梅雨明けが発表されたと思いきや、戻り梅雨のような日々。梅雨入り早々に購入したレインシューズが登場することは殆どなく、通常買わないタイプの露出度が高いサンダルが欲しくなり、購入するという番狂わせが起きた今年の夏。考えてみたら、雨は年間を通して降るわけで、購入しておいても無駄にはならないのですが、「レイングッズ=梅雨」というイメージを強く持ちすぎているのかもしれません。

四季がある国で暮らす私達は、家庭教育の中で、季節毎の衣食住に対する教育があり(今はないのかもしれませんが)、衣替えの季節、季節に適した素材・食材とは何かを教えられてきました。ところが、天気が目まぐるしく変化している今、梅雨とか夏とか、季節でモノを選択することが難しくなってきています。

例えば、夏と言えば涼しげな麻素材のアイテムを着たくなるものの、東京の湿度を考えると、一日が終わる頃にはシワだらけになってしまい、せっかくの麻がだらしなく見えてしまう。一方で、湿度が低ければ、さらりと麻のブラウスを着て、涼しげなコーデを実現することも可能。

つまり、これからは季節毎ではなく、気象条件に合わせて身の回りのアイテムを選ぶという考え方にシフトしていく必要があるかもしれません。

 

気象データを活用しはじめた海外のトップブランド

Facebookの調査によると、人々はパーソナライズした広告により反応し、それにより売上が15%アップするとのことです。そして、海外のトップブランドは、売上アップのために気象データを広告配信に活用しているという記事があります。また、特にアパレル企業は、他業種以上に、広告に工夫をするべきだと書かれています。州によってその日の天気が大きく変わるアメリカでは、ターゲットユーザーの所在地の天気に合わせてクリエイティブを出し分けることが重要とのこと。

確かに、ピンとこない広告を何度見せられても、購入どころか、広告をクリックする気になりませんよね?


ユーザーの所在地の天気に合わせてスニーカーのカラーも変えるという事例

 

気象データxクリエイティブで広がる新たな可能性

弊社ブログでも度々ご紹介してきた気象連動型広告配信ツール「weathermarketing.net」。既に沢山の企業からお問い合わせをいただき、成功事例も生まれてきています。そこで実感することは、人々の行動は、驚くほど、天気によって大きく左右されるということです。

1ミリの雨や1度の気温の違いで、出かける場所や、食べたいものが変わってくるという事実。そして、天気によって変わるニーズをビジネスに確実に転換するために大切なことは、ユーザーの所在地の天気に合わせて広告のクリエイティブを変えていくことです。

今の季節で言えば、例えば、同じ7月でも28度ぐらいなら、クリーミーなアイスクリームが食べたくなるかもしれませんが、30度を超えるとガリガリ気分になります。2度の変化を上手く捉え、魅力的なコピーとイメージが入ったバナーを表示すれば、どちらのケースもユーザーの心を捉えることができるでしょう。一方で、7月はクリーミーなアイスクリームだけの訴求に一本化してしまうと、売れない日もでてくる、という結果に繋がります。

少し話しがずれますが、ロンドンの街中では、暑い日はアイスクリームを歩きながら食べるビジネスマンが増えますが、30度を超えるとパタリと減るそうです。その理由は、30度を超えるとアイスクリームが溶け始め、スーツが汚れるからだそうです。

気象データの活用は、その国のカルチャーにも影響されることが多く、海外には興味深い分析結果が数多くあります。

また、クリエイティビティ満載の気象に連動したバナーも、海外の事例では頻繁に登場しますが、残念ながら、日本では、気象連動型バナーの重要性に気づいているマーケターはまだ少ないです。そこで、弊社では、クライアントに気象条件を提案する際に「気象連動バナー」と「非連動バナー」の2パターンでABテストをし、比較していただくケースがあります。結果としては、当たり前ですが、「気象連動バナー」の方が全てのケースで好結果を残しています。

 

気象連動型バナーで新たな施策を

弊社クライアントの殆どが社内のデザイナー、代理店にバナー制作を委託しています。そして、どちらの場合もバナー作成には経験豊富なデザイナーがキャンペーンの内容に合わせてバナーを作成しているようですが、気象データに合わせ、かつ、人々の琴線に触れるバナーとなると、キャンペーンとは異なるお題のため、とまどうデザイナーが多いようです。

そこで、この度、弊社では、月間2,500本ものクリエイティブを制作しているバナー制作のプロフェッショナル、クリエイターズマッチと共同でセミナーを開催することにいたしました。

当日は気象連動型広告配信ツール「weathermarketing.net」のケーススタディと気象に合わせたバナーを作るための考え方や具体的な例をご紹介する予定です。気象に合わせたバナーに関するセミナーは、今回は初めての試みとなりますので、ぜひ、ご興味のある方はご参加ください。

<開催概要>
開催日:2022年8月24日(水)14:00~15:00
参加費:無料
視聴方法:Zoomでのオンライン配信
詳細・お申し込みはこちら→
weathermarketing.netの詳細はこちら→

 



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