2023.11.15 | コラム

先週は11月ではめずらしい夏日。半袖で過ごしていたかと思うと、昨日は風も加わり、真冬の寒さになるなど、気温のアップダウンが激しくなっています。

コンビで氷を買う日もあれば、翌日には、白湯が欲しくなり、私達の生活はその日のお天気に影響されると実感する日々です。皆さまお変わりございませんか?

インターネット広告が嫌われる理由

インターネット広告を「邪魔」だと考えるユーザーが多いという気になる調査結果については、これまでもブログ等で取り上げてきました。

私も必要以上に広告に追いかけられたり、汚いバナーを見せられる、また、広告を消す×印が小さくて思うようにバナーを閉じることができない等、不快な思いをすることが多いです。

つい先日もソウルのグルメ情報を検索していたら、良さそうな情報が検索結果に表示され、クリック。その先に表示されたのがこの画面でした。良く知られている女性ファッション誌のデジタル版なのですが、捜している情報に到達するためには、「こちらをクリック」という関所を通らないとその先に行けないという、情報を捜している人の気持ちを完全に無視する動線でした。

広告誘導の画像

この表示を見た瞬間に一気に気持ちは萎えましたが、一体この先にどんな情報が表示されるのか確認したくなり、言われるがままにバナーをクリックすると、目を覆いたくなる汚い公告が表示されました。このサイトへの再訪はないでしょう。

人々のコンテクストを理解しない広告

50%近い人々はインターネット広告を邪魔だと感じる理由には、今、私達が置かれている状況を理解しようとせずに、企業都合で一方的に広告を配信するからではないでしょうか?

これでは、企業はいくら広告費を払っても、半分は無駄にしていることになり、広告効果は上がらないどころか、企業のブランディングにも悪影響を与えかねません。

天気によって大きく左右される私達の日々の行動。ルグランでは、気象データを理解し、活用することで、人々に適切なサービス・商品を提案し、それが人々の役に立つ広告の実現に繋がればと考え、近年気象データを活用したサービスを開発しています。

また、気象データをマーケティングに活用する重要性をお伝えするために、『気象データのビジネス・マーケティングへの活⽤』をメインテーマにしたイベントを2018年に業界に先駆けて企画・開催。気象ビジネスやデータドリブンなマーケティング戦略の企画・⽴案に携わる各界の第⼀⼈者をお招きし、最新の知識や事例をご共有頂く場を創ってきました。

来月、コロナの影響で開催できていなかったこのイベントを4年振りに、開催することになりました!

WMsummit

第3回目を迎える今回のWeather Marketing Summitでは、『次世代コミュニケーション・プランニング』の著者であり、社会構想大学院大学の特任教授としてマーケティングやコミュニケーション戦略について教鞭を執る傍ら、企業のマーケティング活動を支援する高広伯彦さんをゲストにお迎えし、「コンテクストとマーケティング〜マーケターが ”触れない” ものをどうマーケティングに活かすのか?」というテーマでお話を頂きます。

後半では、株式会社ヒット(屋外デジタルサイネージ広告)、株式会社アイセイ薬局(インストアサイネージ広告)、株式会社ジオロジック(ジオターゲティング広告)という媒体社の方々と「エリアマーケティング広告」におけるコンテクストの理解・把握の重要性や、気象データ活用の可能性についてディスカッションをします。

いよいよ来年から本格化するサードパーティークッキーの利用制限を前に、どうすればより良い広告体験を提供できるのか、その中で、気象データはどのような役割を果たせるのかを考えて頂く機会をご提供できればと考えております。

年末のお忙しい時期ではありますが、ぜひ、本イベントにご参加を頂き、2024年に向けた広告・マーケティングのヒントをつかんで頂ければと思います。

秋を飛ばして一気に冬の到来となりそうですが、皆さま、どうぞご自愛ください。

イベント会場でお目にかかりましょう!

セミナー申込詳細↓↓↓
https://wms3.peatix.com



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