2024.12.04 | コラム

こんにちは、インターンの佐藤です。
今回は、寒い季節の服装に関するお話です。

寒い季節はなにかとモコモコした衣服やマフラーなどが目立ちますが、そんなモコモコ素材にも様々な種類があります。中には、冬服としてはあまり知られていない素材も。そこで、寒い日に身に付けるのにピッタリな素材をいくつかご紹介します。

マフラー

モコモコといえば!安心と信頼の冬の定番、ウール(毛)

みなさんご存じのウール素材は、動物の毛を使用したものです。

保温性や弾力性に優れているのが特徴で、あたたかくてフワフワなニットやセーター、また、衣服だけではなくマフラー、カーテン、カーペットなどにも使われていますね。

シワや汚れが付きにくく、通気性も良いので汗がベタつかないというメリットはありますが、その伸縮性ゆえに襟や袖が伸び切ってヨレヨレになってしまったり、毛玉ができやすいというデメリットもあります。そのため、洗濯時や保管方法には注意が必要です。

ちなみに、家庭用品品質表示法では、動物の毛であればどのような種類でも「毛」と表示できることになっています。衣類表示などで「ウール」と表記してあるものは羊毛を指し、「毛」と表示してあるものは動物の毛繊維全般を指すのです。

なめらかな肌触りは高級感の象徴、キューティクル・カシミヤ

カシミヤとは、カシミヤ山羊という動物の羊毛を用いた繊維素材です。

軽量性や保温性に優れており、マフラーやコート、セーターなどに使われています。寒い季節の代表的な素材で、高級生地としてもよく知られています。

カシミヤは熱伝導率の低い空気を多く取り込むことで、その軽さとあたたかさを実現しています。また、繊維表面のキューティクルは突起が少なく、なめらかな状態を保っています。そのため、美しい光沢感と柔らかな質感を生み出すことができ、独特の肌触りとなっているのです。

カシミヤが高級たる理由は製造工程にもあります。カシミヤ素材は希少価値が高く、カシミヤ山羊1頭から採れる毛の量はわずか100グラム前後です。また、採集には熊手のような櫛で梳き取るという手間がかかるため、セーター1枚を作るには山羊2~3頭分の毛が必要になります。

手袋

実はあまり知られていない?冬もいけます、コットン(綿)

通気性がよく肌に優しいので、肌着やパジャマなどに使われるコットン。

実は、冬も使える優秀な素材であるということをご存じでしたか?

植物繊維の代表であるコットンは、「熱が伝わりにくい・熱を逃しにくい」という万能な特徴を持っているので、夏は涼しく冬はあたたかいという、1年を通して着ることができる優秀な素材です。

吸水性がよく肌触りがいいので、タオルや肌着、ジーンズなどに使用されたり、保温性の高さから寝具(布団カバーなど)の素材にも適しています。

しかし、洗濯すると縮みやすくシワになりやすかったり、水分をたっぷり吸ってしまうために乾きにくい、といったデメリットもあるので注意しましょう。

コットンが夏にも冬にも適している理由は、綿繊維の構造にあります。綿の繊維は中が空洞になっており、この空洞が「熱が伝わりにくい・熱を逃しにくい」という特徴を生み出しているのです。

「知らなかった!」を訴求ポイントに。気温に合わせた広告配信

株式会社ルグランでは、ユーザーの置かれている環境、つまり気象に連動して広告を配信できる広告配信ツール「weathermarketing.net」を提供しており、天気や降水確率、湿度、気温などの様々な気象条件を使って広告配信を行うことができます。

例えば、コットン素材の服の広告を気温の低いときに出すことで、「コットンって冬でも着れるんだ」「肌に優しい上にあたたかいなんて知らなかった!」といった訴求を期待できます。weathermarketing.netでは、ユーザーが置かれている状況に合わせて消費者にとって意外な提案をすることで、商材と消費者をつなぐきっかけとなり得るのです。

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