8月2日(金)に総務省から『令和6年度ふるさと納税に関する現況調査結果』が発表されました。これによると令和5年度のふるさと納税の寄付額が約1.2兆円(前年比約1.2倍)、寄付件数では約5,895万件(同 約1.1倍)と、金額・件数いずれも堅調に増加していることが分かります。
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リスティング広告について、ECサイトなどB2C系サービスの受注獲得に使えるのは分かるが、B2B企業でも活用できるのだろうか?
リスティティング広告が日本に上陸して丸13年が経ちましたが、今でも定期的にこういうお問い合わせを頂きますので、今回は、この点について、少しご説明をしてみたいと思います。(永年B2Bマーケティングに携わっておられる方には、極めて基本的な内容かと思いますが、今回は、異動や転職で、新たにB2Bマーケティングに携わることになった方を想定して書いております。)
まず結論から申し上げますと、B2B企業でもリスティング広告の活用は可能ですが、多くの場合、リスティング広告だけで事足れり、という訳にはいきません。目標設定や効果測定にあたっては、B2B企業ならではの工夫も必要になります。
一般的に、B2B企業の場合、ウェブを使ったマーケティング活動においては、「問い合わせ」や「資料請求」など、「リード」と呼ばれる案件のタネを獲得することが主な目的となります。従って、ECサイトで商品をカートに入れるのと同じように、「問い合わせ」や「資料請求」などを「目標=コンバージョン」としてリスティング広告を実施することは可能です。
ただ、B2Bの場合、こうして獲得した「リード」を営業担当者がフォローしても、通常、全てが成約に至ることはありません。また、業種・業界によっては、成約する案件の売上規模もさまざまとなりますので、リスティング広告を実施する場合には、
・ 問い合わせや資料請求などのリード→成約に至る確率はどの程度か?
・ 成約した案件から得られる平均的なリターンはどのくらいか?
といったことを踏まえた上で、「問い合わせ」や「資料請求」など、1 件のリードを獲得するためにかけられる費用(=CPA)を設定する必要があります。
場合によっては、ウェブサイト上に、新たなコンバージョンポイント(例えば、ホワイトペーパーなど資料のダウンロードやデモの申込、セミナーへの参加など)を設けるといったことも含めた戦略設計も必要になります。
また、リード→成約に至る確率を高めることができれば、「問い合わせ」や「資料請求」を獲得するために、より多くの費用を充てることができます。つまり、「リードナーチャリング(=リードをフォローして案件の成約に持って行くプロセス)」の巧拙が、リスティング広告の運用戦略にも大きな影響を与えることになります。
このため、ルグランでは、B2B企業のリスティング広告運用の実績も多数ありますが、多くの場合、パートナー企業とも連携しながら、リスティング広告以外の領域も含め、総合的にご支援をさせて頂いています。
・ ウェブサイトにおけるアクションポイントの設計や目標設定
・ メールマーケティングやCRM連携などリードナーチャリング
・ サイトコアをはじめとするマーケティングオートメーションツールの実装
・ ウェブサイトのリニューアル、など
もしウェブを活用したB2Bマーケティングについてお悩みの場合には、お気軽にルグランまでご相談下さい。
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B2Bマーケティングに関するご相談はこちらから
メール:info@LeGrand.jp
電話:0120-066-898(フリーダイヤル) Read more
リスティング広告の運用を行っている方であれば、既にご存じかと思いますが、Google は、2月20日以降、PC の検索結果画面の右側に置かれていたリスティング広告の表示枠を廃止すると発表しました。
リスティング広告の表示件数は、最大でもページ上部に4つ、下部に3つに減るため、上位の表示枠を巡って、価格競争が激しくなるのではないかと予想されていました。
今般、カナダに本拠を置く広告管理ツール会社Acquisio社が、自社のプラットフォームで管理されている約9万件のキャンペーンを分析し、アドワーズで1位~4位に掲載されている広告のクリック単価は10.5%上昇し、クリック率も4.5%上昇している、という調査結果を発表しました。(2016年1月21 日~2月17日までの4週間と、2月19日~3月3日までの2週間を比較)
ルグランは、日本で最初にAcquisioを採用したデジタルエージェンシーであり、リスティング広告やFacebookをはじめとするディスプレイ広告のモニタリングやレポーティング・管理運用には、同社のプラットフォームを使っています。
このAcquisioには、予め設定した目標に対し、機械学習によってキャンペーンを自動的に最適化するBBM(Bid & Budget Management)という機能があります。
今般、Acquisioでは、BBMの自動最適化機能を適用したキャンペーンと、そうでないキャンペーンの比較調査も行っていますが、その結果を見ると、下図の通り、BBMを使うことで、上位4位以上に広告が掲載された場合でも、クリック単価の上昇を約37%も低く抑えることができました。
ちなみに、掲載順位が5位以下になると、インプレッション数は32%、クリック数は45%減少しています。(BBMによる最適化が無い場合)もし、売上や集客への貢献度が高いキーワードからの流入が45%も減ってしまったら、死活問題にもなりかねません。
とはいえ、やみくもに入札価格を上げて上位掲載を狙えば、今度はクリック単価が高騰し、費用対効果が悪化してしまいます。そういう場合に役に立つのが、キャンペーンの予算やキーワードの入札価格などを調整・最適化してくれるBBM のような自動化最適化ツールです。
もちろん、広告の費用対効果は、キーワードの設定やマッチタイプの選択、品質スコアを高めるためのキャンペーンや広告グループの構成、効果の高い広告文やリンク先ページを見極めるためのA/Bテストや多変量解析の実施、等々、様々な要因の影響を受けます。
ルグランでは、リスティング広告が日本に上陸してから今日まで、13年に渡って、リスティング広告の管理・運用に携わり続けてきました。その経験を踏まえて蓄積された知見・ノウハウと、Acquisioの機械学習による自動最適化機能を適切に組み合わせることで、お預かりしているキャンペーンの効果を最大化・最適化するお手伝いをしています。
アドワーズの仕様変更によって、入札価格の高騰やクリック数の減少にお悩みの方、自動最適化ツールも組み入れたキャンペーンの運用や最適化にご興味のある方、そして、日本でも随一のノウハウを持つ、ルグランにキャンペーンの運用を相談して見たい方、等々、この機会に、ぜひご相談下さい。
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メール:info@LeGrand.jp
電話:0120-066-898(フリーダイヤル)
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リスティング広告の表示件数は、最大でもページ上部に4つ、下部に3つに減るため、上位の表示枠を巡って、価格競争が激しくなるのではないかと予想されていました。
今般、カナダに本拠を置く広告管理ツール会社Acquisio社が、自社のプラットフォームで管理されている約9万件のキャンペーンを分析し、アドワーズで1位~4位に掲載されている広告のクリック単価は10.5%上昇し、クリック率も4.5%上昇している、という調査結果を発表しました。(2016年1月21 日~2月17日までの4週間と、2月19日~3月3日までの2週間を比較)
ルグランは、日本で最初にAcquisioを採用したデジタルエージェンシーであり、リスティング広告やFacebookをはじめとするディスプレイ広告のモニタリングやレポーティング・管理運用には、同社のプラットフォームを使っています。
このAcquisioには、予め設定した目標に対し、機械学習によってキャンペーンを自動的に最適化するBBM(Bid & Budget Management)という機能があります。
今般、Acquisioでは、BBMの自動最適化機能を適用したキャンペーンと、そうでないキャンペーンの比較調査も行っていますが、その結果を見ると、下図の通り、BBMを使うことで、上位4位以上に広告が掲載された場合でも、クリック単価の上昇を約37%も低く抑えることができました。
<上位4位以上に掲載された広告の変化>
ちなみに、掲載順位が5位以下になると、インプレッション数は32%、クリック数は45%減少しています。(BBMによる最適化が無い場合)もし、売上や集客への貢献度が高いキーワードからの流入が45%も減ってしまったら、死活問題にもなりかねません。
とはいえ、やみくもに入札価格を上げて上位掲載を狙えば、今度はクリック単価が高騰し、費用対効果が悪化してしまいます。そういう場合に役に立つのが、キャンペーンの予算やキーワードの入札価格などを調整・最適化してくれるBBM のような自動化最適化ツールです。
もちろん、広告の費用対効果は、キーワードの設定やマッチタイプの選択、品質スコアを高めるためのキャンペーンや広告グループの構成、効果の高い広告文やリンク先ページを見極めるためのA/Bテストや多変量解析の実施、等々、様々な要因の影響を受けます。
ルグランでは、リスティング広告が日本に上陸してから今日まで、13年に渡って、リスティング広告の管理・運用に携わり続けてきました。その経験を踏まえて蓄積された知見・ノウハウと、Acquisioの機械学習による自動最適化機能を適切に組み合わせることで、お預かりしているキャンペーンの効果を最大化・最適化するお手伝いをしています。
アドワーズの仕様変更によって、入札価格の高騰やクリック数の減少にお悩みの方、自動最適化ツールも組み入れたキャンペーンの運用や最適化にご興味のある方、そして、日本でも随一のノウハウを持つ、ルグランにキャンペーンの運用を相談して見たい方、等々、この機会に、ぜひご相談下さい。
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デジタルマーケティングのコンサルティング会社、株式会社ルグラン(本社:東京都港区 代表取締役:泉 浩⼈、山辺 仁美 以下ルグラン)は、 2年振りに2014年AKB48選抜総選挙の結果をデータで予測、その分 析結果をブログで発表しました。
今回も前回の予測と同様に、総選挙に立候補したAKB48はじめ各グループの主要メンバーに関するクチコ ミデータについては株式会社ホットリンク、テレビ番組やCMへの出演データについては株式会社エム・デー タより提供を受けました。そして、これらのデータが、過去の総選挙における各メンバーの得票数と、どの ような関係があったのかを統計的に導き出し、そこから今年の選抜総選挙の予測モデルを構築し、選挙結果 を予測・分析する作業を株式会社ルグランにて⾏いました。
上位25名のランキング予測は下表の通りとなり、5/21に発表された速報とは異なり、渡辺麻友が悲願のセ ンターを獲得するという結果が出ました。
2年前の予測では、ブログの書き込み量量とCMへの出演量量を変数とする予測モデルを使って得票数を予測し た結果、上位16名中、15名のメンバーを予測することができました。
しかし、今回の予測で主に参照した2011〜~2013年年の選抜総選挙時のデータを検証してみると、ブログへの 書き込み数やCM出演量量などのデータと、選抜総選挙の得票数との関係が薄れつつあるため、これらのデー タだけで、得票数を予測することは難しくなってきていることが見えてきました。
その一つの理由として、近年、前田敦子・⼤島優子・篠⽥麻里子をはじめ、TVなどの露出が多く、「全国区」で⼈気を得ていたメンバーの卒業が相次いだ結果、名古屋や大阪、博多など地方都市を拠点に活動する メンバーであっても、一定の支持があれば、上位に⼊れるようになってきたというAKB⼈気の「地方区」化が あると思われます。
実際、予測に使っているブログやTwitterなどの書き込みデータも、⼈口の多い、東京など⼤都市圏からの 書き込みの占める割合が多くなる傾向があり、また、TVやCMのデータも、関東キー局での出演情報を使っ ていることから、地方グループに所属するメンバーの得票が過小評価される可能性も出てきています。
これは、イベントなどで地道に活動したメンバーほど、多くのファンの⽀持を得るようになっているという 点で、AKB48の活動が「原点回帰」していることを意味しているとも考えられ、これもまた、ビッグデー タの解析によって見えてきた新たな真実であると⾔えます。
⼀方で、AKB48選抜総選挙の結果について、今後、予測の精度を上げるためには、メンバーの地道な活動 を把握できる新たなデータを⼊手もしくは構築し、それらを予測モデルに加えることで、ファンの⼼理や⾏動に対する理解を深めることが重要になるでしょう。
プレスリリース 2014年6月2日
ルグランでは、今後もデータからストーリーを導きだし、結果を出すための 施策を提案していきます。 予測・分析結果の詳細は、こちらをご覧ください。
【コラム】データで予測するAKB48選抜総選挙2014
[株式会社ルグランについて]
株式会社ルグランは、業界のパイオニア「オーバーチュア」の⽴ち上げメンバーにより設⽴されたデジタルエージェンシーです。この領領域において10 年以上の経験を持つルグランでは、SEMコンサルティングをはじめ、ソーシャルリスニング、アクセス解析や調査分析、また、パーソナライゼーションを基にしたサイト構築など、データを起点にマーケティング施策全体を提案しています。
[本件に関するお問い合わせ先]
株式会社ルグラン ⼭辺仁美
Email: info@LeGrand.jp
Tel: 03-6447-4567 Read more
今回も前回の予測と同様に、総選挙に立候補したAKB48はじめ各グループの主要メンバーに関するクチコ ミデータについては株式会社ホットリンク、テレビ番組やCMへの出演データについては株式会社エム・デー タより提供を受けました。そして、これらのデータが、過去の総選挙における各メンバーの得票数と、どの ような関係があったのかを統計的に導き出し、そこから今年の選抜総選挙の予測モデルを構築し、選挙結果 を予測・分析する作業を株式会社ルグランにて⾏いました。
上位25名のランキング予測は下表の通りとなり、5/21に発表された速報とは異なり、渡辺麻友が悲願のセ ンターを獲得するという結果が出ました。
2年前の予測では、ブログの書き込み量量とCMへの出演量量を変数とする予測モデルを使って得票数を予測し た結果、上位16名中、15名のメンバーを予測することができました。
しかし、今回の予測で主に参照した2011〜~2013年年の選抜総選挙時のデータを検証してみると、ブログへの 書き込み数やCM出演量量などのデータと、選抜総選挙の得票数との関係が薄れつつあるため、これらのデー タだけで、得票数を予測することは難しくなってきていることが見えてきました。
その一つの理由として、近年、前田敦子・⼤島優子・篠⽥麻里子をはじめ、TVなどの露出が多く、「全国区」で⼈気を得ていたメンバーの卒業が相次いだ結果、名古屋や大阪、博多など地方都市を拠点に活動する メンバーであっても、一定の支持があれば、上位に⼊れるようになってきたというAKB⼈気の「地方区」化が あると思われます。
実際、予測に使っているブログやTwitterなどの書き込みデータも、⼈口の多い、東京など⼤都市圏からの 書き込みの占める割合が多くなる傾向があり、また、TVやCMのデータも、関東キー局での出演情報を使っ ていることから、地方グループに所属するメンバーの得票が過小評価される可能性も出てきています。
これは、イベントなどで地道に活動したメンバーほど、多くのファンの⽀持を得るようになっているという 点で、AKB48の活動が「原点回帰」していることを意味しているとも考えられ、これもまた、ビッグデー タの解析によって見えてきた新たな真実であると⾔えます。
⼀方で、AKB48選抜総選挙の結果について、今後、予測の精度を上げるためには、メンバーの地道な活動 を把握できる新たなデータを⼊手もしくは構築し、それらを予測モデルに加えることで、ファンの⼼理や⾏動に対する理解を深めることが重要になるでしょう。
プレスリリース 2014年6月2日
ルグランでは、今後もデータからストーリーを導きだし、結果を出すための 施策を提案していきます。 予測・分析結果の詳細は、こちらをご覧ください。
【コラム】データで予測するAKB48選抜総選挙2014
[株式会社ルグランについて]
株式会社ルグランは、業界のパイオニア「オーバーチュア」の⽴ち上げメンバーにより設⽴されたデジタルエージェンシーです。この領領域において10 年以上の経験を持つルグランでは、SEMコンサルティングをはじめ、ソーシャルリスニング、アクセス解析や調査分析、また、パーソナライゼーションを基にしたサイト構築など、データを起点にマーケティング施策全体を提案しています。
[本件に関するお問い合わせ先]
株式会社ルグラン ⼭辺仁美
Email: info@LeGrand.jp
Tel: 03-6447-4567 Read more